カルティエやディオール協力のグレース妃映画、衣装＆パネル展を渋谷で開催

映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』の公開を記念して、そごう・西武で衣装展／パネル展が開催される。

劇中でグレース・ケリーを演じたニコール・キッドマン（Nicole Kidman）が実際に着用したドレス3点を展示。船上パーティーシーンに登場したゴールドラメのドレス、1,000個以上ものスワロフスキーのクリスタルが散りばめられた舞踏会のドレス、赤十字慰問シーンで着用した紺色のコートカットは、衣装デザイナーのジジ・ルパージュ（Gigi Lepage）が60年代のファッションを徹底的に再現した。

「カルティエ（CARTIER）」全面協力のジュエリー等のパネルも併せて紹介。8月19日から9月8日まで西武渋谷店B館1階にて衣装、5階A-B館連絡通路でパネル展示、映像公開。9月9日から10月6日まで、大宮店及び横浜店に順次巡回予定。

また「グレース・ケリー写真展―美しきファッション・アイコン、グレース・ケリーを追いかけて―」も、西武渋谷店A館7階特設会場で8月19日から9月7日まで開催される。グレース公妃の人生を200点の写真で紹介する本展も併せて鑑賞したい。

2014年カンヌ国際映画祭オープニング作品『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は、恋から結婚までの甘い道のりではなくロイヤルウエディングの6年後を描く。王室のしきたりに馴染めず居場所を見失ったグレースが、ヒッチコックによるハリウッド復帰の誘いに揺れ動く中、夫・モナコ大公レーニエ3世はフランスに過酷な課税を強要される。欧米諸国を巻き込んだ激しい国際政治の中、愛する家族と国を守るためグレースが用意した一世一代の大舞台とは……。

『エディット・ピアフ―愛の讃歌―』で数々の賞に輝いたオリヴィエ・ダアン（Olivier Dahan）監督が、コート・ダジュールやモナコなど実際にグレースが訪れた名所で撮影。「ディオール（Dior）」なども協力したファッショナブルな本作品は、10月TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー。