トッズ、北澤豪と宮城石巻の子供達の心をケア。チャリティーサッカー教室実施

FASHION HEADLINE / 2014年8月2日 22時0分

トッズ、北澤豪と宮城石巻の子供達の心をケア。チャリティーサッカー教室実施

イタリアのラグジュアリーブランド「トッズ(TOD’S)」は、2011年3月に起きた東日本大震災に対していち早く支援の手を差し伸べたブランドだった。

トッズの会長兼CEOのディエゴ・デッラ・ヴァッレは企業として、ミラノ・スカラ座及びローマのコロッセオ修復とイタリア文化遺産を継承するための文化貢献を行っている。デッラ・ヴァッレ個人としては、子供達の育成を目指すデッラ・ヴァッレ小学校をトッズ本社のあるガゼッテ・デテに建築し支援を続けている。こうした人道支援の精神に基づき、東日本の大震災が起こると、デッラ・ヴァッレの「子供達の教育の機会を絶やしてはいけない」という信念に基づき、すぐさま子供を支援する国際NGOの公益社団法人セーブ・ザ・チルドレンへ1億円の寄付を決定した。「震災から3ヶ月後、具体的にどのような支援ができるか東北各県を視察することから始めました」とトッズ・ジャパンの宅間頼子代表取締役は言う。

その後、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの協力を得てトッズの寄付金は、石巻市向陽小学校の学童の建設、釜石市白山小学校の校庭備品の整備、鹿妻保育所の建設、大船渡バス支援、山田幼稚園の再建に活用され、2013年3月までにこれら五つのプロジェクトが完了した。

震災当初は物資の支援を中心に教育現場のインフラを整えることが優先されたが、次第にメンタルケアの支援の必要性が浮き彫りにされ、トッズ・ジャパンとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの取り組みも次のステージへ進むことになった。

震災から3年が過ぎると、支援する個人も企業も少しずつ減っている。復興に向けて自力で立ち上がろうと、被災地の人達が積極的に動き始めているのも確かだ。とはいえ、目に見えない心の奥底にある傷跡は癒えたといえるのだろうか。

■夢と希望をもたらすサッカー教室実施へ

2013年7月トッズ・ジャパンとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、元サッカー日本代表の北澤豪が立ち上げた一般社団法人スポーツプロボノが開催する「子どもサッカー教室」を支援する新たなプロジェクトをスタートさせた。施設を提供して終わるのではなく、子供達を継続的にサポートすることで心を癒やしていこうという北澤の提案に賛同してのことだ。

こうした支援を継続できるのは、トッズの「限定チャリティーブレスレットの収益の一部が活動資金にあてられるからだ。収益の一部が寄付(ドネーション)になるというコーズマーケティングは近年日本でも盛んになりつつある。このブレスレットを買うことで,東北大震災の復興に寄与しているというモチベーションは、買い物の楽しみに加え、ショッピングを意味あるものにするという考え方だ。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
FASHION HEADLINE

トピックスRSS

ランキング