アンリアレイジが歌い、真鍋大度が奏で、ミナを縫うヨコハマ・パラトリエンナーレ
FASHION HEADLINE / 2014年8月4日 11時0分
ヨコハマトリエンナーレ2014と同時開催中の「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014」にミナ ペルホネン、アンリアレイジ、真鍋大度が参加している。8月1日より象の鼻テラスでスタートした同展覧会は「“障害者”と“多様な分野のプロフェッショナル”の協働から生まれる現代アートの国際展」だ。今年が第1回目となり今回は「ファースト・コンタクト」をテーマに展示やパフォーマンス、ものづくりなどを行っている。
2009年から横浜市内の障害者施設などとアーティストによるものづくりの実験を行ってきた象の鼻テラスが11年にスタートさせた雑貨ブランド「スローレーベル」は、モノだけではなくアート表現を生み出すこと目指し、「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」の生地に港南福祉ホームのメンバーが刺繍した作品を発表。形状記憶ヤーンを使った作品を井上唯とのコラボレーション作品も出品され、コア会期中(9月7日まで)にはワークショップも予定されている。
会場で一際目立つ大きなシャネル風ジャケットは「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の「聞く服」。繊維自体が音を奏でるツイードの巨大なジャケットは機械仕掛けで奏でられる曲に合わせてターンしたり、左右に揺れる。その曲はお針子だったころのココ・シャネルが歌手を志してキャバレーで歌っていたシャンソン、というまさに“聞く服”だ。
また、「ライゾマティクス(Rhizomatiks)」の真鍋大度は聴覚障害ダンサー「SOUL FAMILY」との共同作業で、電気刺激デバイスを使った“耳の聴こえない人ための音楽”として「music for the deaf」を発表。この触覚デバイスの制作は石橋素、照岡正樹、堤修一らとの共同作品で、会場では映像とデバイスの展示だが、8月13日20時からアーティストによるデモンストレーションとトーク(手話通訳付き)も開催される(定員80名・8月6日までに事前申し込みが必要)。
【イベント情報】
ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014
会場:象の鼻テラス
住所:横浜市中区海岸通1丁目
会期:8月1日から11月3日(コア期間9月7日まで)
時間:10:00から18:00(イベントにより異なる)
入場無料
この記事に関連するニュース
-
「目に見えない大切な何か」を問う!体験型アート展示「INVISIBLE MUSEUM|見えない大切な何かを探す展」vol.3 横浜で1月18日より開催!
PR TIMES / 2024年12月20日 14時15分
-
【動画あり】坂本龍一氏と真鍋大度氏のコラボ作品も体験できる!「sakamotocommon GINZA」メディア内覧会
ITライフハック / 2024年12月17日 15時0分
-
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で「菊地敦己 グラフィックデザインのある空間」を2024年12月10日~2025年2月1日に開催
PR TIMES / 2024年12月6日 13時45分
-
横浜の街全体が光と音楽で躍動する ダイナミックで幻想的なイルミネーションイベント「夜にあらわれる光の横浜〈ヨルノヨ2024〉」本日より開催!
PR TIMES / 2024年12月5日 17時45分
-
「夜の横浜イルミネーション2024-2025 デジタルスタンプラリー」を12月5日より開催!
PR TIMES / 2024年11月27日 12時45分
ランキング
-
1今年流行った「大人の学び」が明らかに! 2025年に"注目すべきスキル"とは?
マイナビニュース / 2024年12月26日 17時3分
-
2【10年に一度レベルの年末寒波】エアコン暖房の無駄を防ぐ部屋づくりのポイントは? - 節電の基本をダイキンが解説
マイナビニュース / 2024年12月26日 9時31分
-
3トースターでお餅を焼くと中がかたいまま…上手に焼くコツをタイガーが伝授!「予熱」より「余熱」がおすすめ
まいどなニュース / 2024年12月25日 17時45分
-
4「別にいいじゃない」ホテルのアメニティを大量に持ち帰る彼女にドン引き。ファミレスでも“常識外れの行動”に
日刊SPA! / 2024年12月26日 8時52分
-
5【MEGA地震予測・2025最新版】「能登半島地震以上の大きな地震が起きる可能性」を指摘 北海道・青森、九州・四国、首都圏も要警戒ゾーン
NEWSポストセブン / 2024年12月26日 11時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください