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N°21ロベルト・オルテッロCEO--日本拡大は伊勢丹と阪急がキー【INTERVIEW】

FASHION HEADLINE / 2014年8月18日 11時0分

日本の比率を増やすというより、世界全体の売り上げを拡大しながら、35%という比率を維持していきたいと思っている。

――ヨーロッパを強化する中で、パリについては?

いいパートナーとショールームがフランスに見つかった。来年からはパリでも大々的に展示会なども行い、パリからも発信していきたいと考えている。ただ、フラッグシップショップに関しては、もちろん出店したいとは思っているが、パリではここだと思えるような場所を見つけることができていないので、まだ、具体的な計画は無い。

――パリで大々的な展示会をするということは、パリでもパリコレクション期間にショーやプレゼンテーションを考えている?

展示会の中心がミラノとパリになるということだ。だが、本拠地はあくまでもミラノ。コレクションをミラノからパリに移すということではない。もし、パリでやるとしてもコレクションではなく、展示会でのトランクショーのようなものになると思う。デラクアは「ロシャス(ROCHAS)」も手掛けているのでパリでコレクションをすることで混乱を招いたり、バッティングさせたりすることは避けたいからね。

――アメリカは?

デラクアはアメリカでも凄く人気があるので、まだまだ伸びると思っている。同国での販売会社やPR会社を変えたので、来年以降売り上げが拡大すると確信している。これまではセレクトショップだけだったが、来年からは百貨店での展開もスタートする予定だ。

――来年ソウルでもフラッグシップショップをオープンする予定だが、中国についてはどうか?

中国ではメンズが非常に好調だ。中国本土や香港の有力なショップではすでにメンズを販売している。だが、フラッグシップショップのオープンはまだ考えていない。中国については様子を見ている。日本のグルッポタナカのようなパートナーが見つかっていない状態の中で、中国に100店舗オープンしたり、フラッグシップショップをオープンするということはあり得ない。それよりも、日本でフラッグシップショップや百貨店のインショップをオープンしたり、メンズの展開を強化したりしていく方が現実的だと思っている。

――最後に、今回のオープニングレセプションにはデラクアが来日せず、残念という声を多く聞いた。

大丈夫。次のコレクションに向けての準備やバカンスなどの関係から今回は来日できなかったが、12月には必ず来日する予定だ。その時には1週間滞在し、改めてオープニングレセプションも行うので、本人からもっと詳しい話も聞くことができると思う。

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