『暮らしのおへそ』 編集者・一田憲子2/2--アナタの“おへそ”は何ですか?日常生活の“おへそ”から見つめる暮らし【INTERVIEW】

FASHION HEADLINE / 2014年9月24日 22時0分

一田憲子さん

『暮らしのおへそ』を立ち上げ、魅力的な人のおへそを追い続ける編集ディレクター・一田憲子さんに、同誌について、おへそ的暮らし、モノを人へつなぐこと、について聞いた。

--『暮らしのおへそ』にかかわってきた9年で、一田さんご自身が暮らしを見つめ直すことはありましたか?

若い時は、ブランドや新しいものなど、人の目を意識したモノ選びをしてしまうことも多かったんです。器一つとっても、作家モノの器を好んで選んでいました。でも今は、うちのお料理、例えば肉じゃが(笑)、がおいしく見える器を選ぶようになりました。自分がよければ、それでいいんじゃないかなって。でも、すごくたくさんの器を購入したからこそ、この境地にいたったかもしれませんけどね。

--自分が満足すればそれでいい、なんだかホッとする言葉です。伊勢丹新宿店で開催している『暮らしのおへそ』のリアルショップ「おへそ的、買い物のすすめ展」も既に3回目。回を追うごとにお客さんが増えているそうですね。

同誌で取り上げたショップやモノを集めたイベントです。イベントで気に入ったモノを持ち帰られたことで、それを通して新しい習慣が始まる。それってなんだか楽しいでしょう。『暮らしのおへそ』を知らないお客様も多いので、同誌のこと、出展店舗やモノのことを、大きなパネルで展示したんです。そうしたら皆さんじっくりと読んでくれました。長い時間を過ごされる方が多くてうれしかったです。

--同誌の読者層を考えると30代半ば以降の来場者多いかな、と思いきや、20代の若いご夫婦から60代、70代と幅広かったそうですね。彼らの反応などを見て感じたことはありますか。

同誌の愛読者、またモノ好きな方が主流だったと思いますが、暮らしが固まってない20代前半のご夫婦なども来てくださいました。出展しているご店主や職人さんが店に立つと、やっぱりすごく売れるんです。商品に愛があるので説明もすごく丁寧、だからお客様も納得して購入してくれる。そんな風に、同誌で取り上げた店主や作り手を読者へと直接つなげたことは、とても良かったなあと思っています。

【多くの人が待ち望んでいたネットショップがスタート】
9月24日に伊勢丹新宿店とのコラボレーションによりオープンするオンラインストアは、同誌にとって初の試み。“おへそ的買い物”を少しでも多くのお客様に体験してもらいたいと、本誌でも人気の高い、たかはしよしこの「エジプト塩」、デザイナー・下川宏道が手掛ける「himie」のアクセサリーなどが登場する。

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