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エレガントに生きる女性達に贈るメゾンマルタンマルジェラ【15SSウィメンズ】

FASHION HEADLINE / 2014年10月1日 16時0分

メゾンマルタンマルジェラ15SSウィメンズコレクション

「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」は9月26日、15SSウィメンズコレクションをパリで発表した。

インスピレーション源は、1940年代に英国政府が発行したパンフレット「Go through your wardrobe」。戦時下でも、女性達がエレガントでいられるためのヒントが詰まったこの手帖に記されたアイディアが出発点となった。

オーバーサイズのコートにデイジーの花をハンドペイントしたり、ジャケットにはリボンのひもを施したり、夫が着なくなった服を女性用にアレンジしたようなデザインが象徴的。レディライクなドレスにはメンズのジャケットのそでを取り付け、パンツはひざ裏で切り替えることでフェミニンなフレアのラインを作り出した。男性的なものと女性的なもの、相反する要素の組み合わせはメゾンの得意とするところだ。

小さくなって着れなくなった服には端切れで作ったようなフリルを取り付け、ショート丈のトップスとして着こなす。ハト目とリボンでサイズを調整して新しいシルエットを生み出す手法も今季の特徴。ハンドペイントのデイジーをプリントしたシルクジョーゼットのドレスは、40年代を彷彿とさせるシャーリングのディテールが施され、シルエットも当時のレプリカだ。

天竺のカットソーは、バックをネクタイのようなジオメトリック柄のジャカード生地で切り替え、上からデイジーをペイントした。ジャケットなどにも使用されたこのネクタイ生地はリヨンの老舗工場織られたもの。その他アーガイルのモチーフや、パッチワーク、色使いもレトロなムードに包まれている。

アクセサリーもデイジーがモチーフ。道端や庭に咲くこの花を、庶民の生活を象徴するものとして採用したという。幼い頃に作った花冠のようなデザインがノスタルジックでかわいらしい。

注目なのは、財布とキーリング、ポーチといったバッグの中身をメタルのリングにぶらさげたユニークなデザインの新作バッグ。女性のバッグの中身を外に出す、という逆転の発想から生まれた。

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