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加工に45日要するデニム登場。伊勢丹が日本伝統技術キャンペーン

FASHION HEADLINE / 2014年10月6日 12時0分

デンハムのブラックデニム

伊勢丹新宿店本館、メンズ館各階で、10月15日から28日まで「イセタン ジャパンセンセィズ(JAPAN SENSES)」(以下、ジャパンセンスィズ)が開催される。

ジャパンセンスィズは、日本の伝統や匠の技術のすばらしさに改めて目を向けていくキャンペーン。三越伊勢丹は「日本を元気にしていくこと」を目標に、2011年より同キャンペーンを継続して行っている。

4年目となる今年のテーマは「思いやりとやさしさ」。同店のバイヤーは、伝統が息づく出合いにより、日本人の美徳に感じ入り、作り手の温もりをも受け取ってほしいとの想いを胸にアイテムを選定した。

これからのシーズンに大活躍すること間違いなしなのは、「バトナー(BATONER)」のニット製品。山形県にある創業60年のニット・カットファクトリーであるバトナーは、日本のものづくりの精神や技術を後世に受け継ぐことは自分達の使命だとする考えから、“バトン=受け継ぐ”を人称系にした「バトナー」をブランド名に採用したという。

その技術とは、大量生産不可能な「成型編み」だ。高い技術力を備えた職人がリンキングミシンでパーツ一目一目を繋ぎ合わせていくことで、立体的で着心地の良いニットが完成する。展開商品は、ウール100%のカーディガン(2万1,000円)、ウール70%・カシミヤ30%のカーディガン(3万7,000円)など。

出勤日にも使えるものをお探しなら、「フランコ スパダ(Franco Spada)」の上質なネクタイ(2万円)がおすすめだ。生地や縫製にこだわり、「極上の締め心地」と「見た目のラグジュアリーさ」の両方を実現させた同アイテムは、京都丹後で、現存する数少ない手織り機を使い、半年以上の歳月を費やして織り上げている。

最高ランクの極上シルク糸を使用して、熟練した職人が手掛けているため、重厚な質感と気品ある光沢感を湛えているばかりか、自動機で織った場合、経糸84デニール、緯糸378デニールで織り上がるのに対して、手織りの場合、経糸168デニール、緯糸630デニールに仕上がるという。

また、ジーンズ好きなら、洗いと加工のすべてが日本製のデンハムから初登場となる、待望のブラックデニムはぜひチェックしてほしい。デンハムファンにはおなじみの情報だが、コアヤーン(糸の外側がコットン、内側がポリエステル)を使用したデンハムの製品は、毎日着用することで、縫い糸の色が絶妙なビンテージ色へと変化していくことが特徴。洗い加工に1本最低45日掛かるというこだわりたっぷりの1本は、3重に重なった“ヒゲ”も楽しめる逸品。長く着用することで、味わい深い自分のみの一着になる。

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