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レクサス×資生堂が早稲田で語った、ラグジュアリーブランドへの挑戦

FASHION HEADLINE / 2014年10月6日 19時0分

「実は、2007年に欧州撤退の過去もあり、情緒ベネフィットの打ち出し方で海外ブランドとの差を感じる。“高い効果実感と究極のテクスチャー”というブランドの特長をいかにエモーショナルに伝えていくかが課題。化粧品は夢を売ること、今後はいかにフレグランスを売れるようなブランドになるか、それが欧州への再挑戦だと思う。機能ではなく、エモーショナルのみに訴求していくフレグランスで、ビジネスを成功させるのが目標」と今後の課題についても語った。

また長沢教授は、パリ、ニースの2店舗だった「ルイ・ヴィトン」が1978年に日本に進出し、一挙に6店舗を開店してグローバル化に成功した例を挙げ、ラグジュアリー企業を日本が育てたことについても言及。「ラグジュアリーブランドにはストーリーがあり、知名度と普及率の差があるほど、憧れのブランドとなる。日本企業が苦手とする感情に訴えるクリエーション、エモーショナルな戦略を克服すれば、日本の高い品質、技術力が詰まったこだわりの製品が高い価格で売れるということ。ぜひ、ラグジュアリー戦略をつき進めて欲しい」と述べた。

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