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パーティーシーズンに似合う、スカル型テキーラ「KAH」が日本本格上陸

FASHION HEADLINE / 2014年10月22日 20時30分

左から順に、「カー ブランコ」「カー デボサド」「カー アニェホ」

パーティーシーズンを前に、見た目の奇抜さでもパーティー参加者を魅了すること間違いなしのユニークなテキーラが発売される。商品名は「カー(KAH)」。メソアメリカ(中米における先スペイン時代の古代文明圏)の言葉で「人生」を意味するという。

インパクト大の3色のスカルボトルは、三千年の歴史を持つメキシコ発祥の伝統行事「死者の日」に欠かせない、「死と再生」を意味するカラベラ(スカル)をイメージしてデザイン。ラテンアメリカ諸国では11月を「死者の月」として国ごとに様々な伝統行事を行うが、メキシコにおいては毎年11月1日、2日が「死者の日」に制定されており、家族や友人が集って個人に想いを馳せ、みんなで語り合って祈りを捧げるという。

その間、砂糖で作られたガイコツやマリーゴールド、個人の好んだ品などで華やかに装飾された祭壇「オフレンダ」が墓前や街中に設置されるのも特徴だ。「オフレンダ」の華やかさや、お祭りそのもののイメージにインスパイアされた刺激的なボトルの中身は、ブルーアガベ100%テキーラ。メキシコ・ハリスコ週のバジェス地区・テキーラで育まれたアガベを使用して作られている。

アガベの甘味とスパイスのアクセントの絶妙な組み合わせを楽しみたいなら、樽熟成していないフレッシュテキーラ「カー ブランコ」がいいだろう。白ベースに黒で施されたブランコのデザインは、邪悪なものから生者を守るために、墓から故人の頭蓋骨を掘り出し、テキーラやタバコを振る舞うというボリビアの習慣からヒントを得たという。

アルコールのパンチを体感したいなら、スカルの瞳の中に炎が燃え盛る熱いデザインの「カー デボサド」がおすすめ。こちらは、ペルー・チチカカ湖のほとりで開催される、悪魔の世界にもっとも近いとされる地底で働く鉱夫の安全を祈る御祭にインスパイアされたデザインだ。

アメリカンオーク樽で2年熟成された香ばしい「カー アニェホ」は、ニカアグラの習慣をイメージしてデザイン。どんな習慣かというと、墓石に刻まれた「安らかに眠れ」の言葉通り、装飾した墓の上で心静かに眠ることで、先祖との精神的な結びつきを強めるというものだ。

商品の発売は11月から。全国のレストランやバーで提供される。

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