まるで惚れ薬。誘惑のエネルギーと湧き上がる“感情”を表現する、媚薬の様なフレグランスとは
FASHION HEADLINE / 2014年11月14日 20時0分
内に秘めた想い……それは、ときに情熱的で、卑猥で、残酷。それを口に出した途端、センシティブな感情はもろくも崩れ、陳腐な言の葉になってしまうのも恐ろしく感じてしまう。そんな溢れんばかりの想いを、フレグランスに託すのも新しい表現方法のひとつ。
欲望や官能的な感情を香りで表現し、口にせずとも男性を魅了する、まるで惚れ薬のようなフランス生まれのフレグランス、ラルチザン パフューム「エクスプロージョン オブ エモーション」。そのシリーズの中でも、特にアディクティブな香りだと噂の「オンド ソンシュエル」(125ml 2万9,160円)の誕生秘話を、調香師のベ ルトラン・ドゥ ショフー氏に聞いた。
「『オンド ソンシュエル』は、嗅いだ人の体の奥底で眠っている、欲望的で淫靡な感情を引き出すような香りにしました。この香りのキーポイントは、ジンジャーやカルダモン、クローブ、四川胡椒、ナツメグなどスパイシーさに、ジュニパーベリーやカルダモンが織り成すコントラスト。情熱的な香辛料と鎮静作用のあるジュニパーベリーの冷静さが、緊張と緩和を繰り返し、惹かれ合う感情や誘惑のエネルギーをより高めることができます。
この香水を纏えば、異性のハートを鷲掴みにするといっても過言ではなく、例えば、今までなら異性と目が合ったら、さっと目を逸らしてしまっていたのに、この香りのおかげで、異性とじっと見つめ合うことができる、または見つめ合った瞳を逸らすことができなくなるほど、沸き上がる感情の赴くままに行動することができます。目が会った時に伝達される感情や、お互いに心を奪われたと感じる素敵な瞬間を想像して作りました。
本当の意味での官能的なフレグランスとは、全身を上質なシルクに包み込まれているかのように、とても心地よい香りのことだと思うんです」。
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