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乾杯のシャンパーニュで相手の心をつかむテクニック【ワインエキスパート瀬川あずさの特別レッスン3/3】

FASHION HEADLINE / 2014年12月9日 20時0分

ソムリエには、重めが好きなのかさっぱりめが好きなのかゲストのお好みを伝えるだけでも十分ですが、ブドウの種類やランクを理解しておくと、お店が選んだシャンパーニュがどういう特徴かをつかむことができ、食事の席の話題づくりにもなりますよ。

■ホスト・テイスティングは堂々と

緊張する方もいらっしゃると思いますが、ホスト・テイスティングを断るのは、あまりおすすめしません。ホストとしてのマナーであり、シャンパーニュをみんなで楽しむための大切な儀式でもあるので、堂々と行うようにしましょう。

まずはソムリエがボトルを見せてくれるので、生産者の表示などが、頼んだものと異なっていないか確認しましょう。グラスに注いでもらったら、口にする前に香りを確かめます。シャンパーニュの場合、泡が香りを運んでくれるので、グラスをしっかり回す必要はありません。その後、味が劣化していないかどうかを確かめ、ボトルの見た目、香り、味わいともに問題なければ、ソムリエに「美味しいです」と一言お礼を言って、全員に注いでもらいましょう。

■注がれたシャンパーニュ。その泡と香りを堪能して

ソムリエがグラスにシャンパーニュを注いでくれている間、グラスに目を留めるのがマナーです。注ぎ終わった後は、すぐに口を運ばず、酵母の香りを堪能することも大切です。

■最初の一杯で相手の心をつかむ

いずれにしろ、スターターにシャンパーニュを楽しむ場合は、「最初の1杯で相手の心をつかむ」ことを意識して選ぶのがポイント。シャンパーニュへのこだわりが強いゲストがいらっしゃるなら、特に最初の一杯が肝心です。相手に喜んでもらうことを一番に考えながら、感謝の気持ちを十分に伝えることができるよう、おもてなしの心が大事です。


【瀬川あずさプロフィール】
聖心女子大学卒業後、施工会社の秘書を務め、多くの飲食店のリーシングや施工業務に携わる。その後、趣味が高じてワインエキスパート、日本酒利酒師の資格を取得。記者・ライター業、飲食コンサルティング業、ワイン講師など食やワインにまつわる仕事に携わる。2014年、食に特化したリレーションサービスを提供する 株式会社食レコの代表取締役に就任。ワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」新宿校の主幹講師も務め、食やワインを通じた豊かなライフスタイルを発信している。

撮影協力・ジョンティ アッシュ(東京都港区白金台5-18-17-2階)

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