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花香る「モエ・エ・シャンドン」最新作。ロジャー・フェデラーと飲んだ中村孝則の思い出

FASHION HEADLINE / 2014年12月18日 19時0分

「モエ・エ・シャンドン グランヴィンテージ2006」

「シュヴァリエ」に聞く、思い出のシャンパーニュとマリアージュ。世界ベストレストラン50日本審査委員長も務める中村孝則さんの思い出の味は、「モエ・エ・シャンドン グランヴィンテージ2006」だそう。こちらはメゾンのグラン ヴィンテージ コレクションによる最新作。中村さんがその魅力を思い出と共に語ります。

「2007年にシャンパーニュ騎士団シュヴァリエに任命されたこともあり、日頃から親しんでいるお酒の一つです。思い入れが強い銘柄といえば、『モエ・エ・シャンドン グランヴィンテージ2006』。同メゾンにとって71回目となるヴィンテージです。

『モエ・エ・シャンドン』といえば、とてもポピュラーで知名度の高いシャンパンとして知られていますが、このグランヴィンテージはまったく違う味わい。アニスや南国の白い花を思わせるボタニカルなフレーバーがとても印象的。ピーチ、マンゴーなどのフルーツ香や、後半に感じさせるナッティな口当たりも気に入っています。

このシャンパンを始めて飲んだのは、今年6月。シャンパーニュ地方エペルネにあるモエ・エ・シャンドンの迎賓館『LE&』という1ヶ月限定のレストランで、三つ星シェフのヤニック・アレノ氏やモエのアンバサダーでテニスプレーヤーのロジャー・フェデラー氏達と一緒に飲んだのが良い思い出です。

ブランドイメージからするとパーティーシーンを連想させますが、この2006ヴィンテージは『食中酒』。それも日本料理に合うと思います。上質な出汁はもちろん、松茸やシイタケなど香り高い日本のきのことの相性もいい。日本料理の真髄である旨味が絶妙にリンクするのでしょう。シャンパンで食事を通すというスタイルがようやく定着してきた感もあります。また、銘柄から一歩先の楽しみとして、シャンパンをヴィンテージで味わってみるのもおすすめです」


【プロフィール】
中村孝則/Takanori Nakamura
ファッションや旅、ガストロノミーなど“ラグジュアリーライフ”をテーマにメディアで活躍中。現在、世界ベストレストラン50日本審査委員長。著書に『名店レシピの巡礼修業』(世界文化社)がある。

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