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新宿伊勢丹、“豪華客船クルーズファッション”提案。船上パーティーはタダシショージと日本の匠

FASHION HEADLINE / 2015年1月29日 14時30分

タダシ ショージのドレス

伊勢丹新宿店は、豪華客船による世界周遊の際に着用するドレスやアクセサリーなどを“日本ブランド”で紹介する「JAPAN ELEGANCE クルーズ」と題した期間限定ショップを1月28日、同店本館4階イーストパークにオープンした。2月3日まで。

船上でのナイトパーティーシーンに応えるのは、カッティングと素材で女性の身体を奇麗に見せるドレス作りを行い、国内外のセレブリティにも愛用されているドレスブランド「タダシ・ショージ(TADASHI SHOJI)」。“おとぎ話のロマンスの中から生まれた美しい海にひろがる愛”をテーマに、透き通った繊細なチュールに施された刺繍やレースなど、フェミニンな印象の15SS新作ドレスをとりそろえる。6万円から14万円のプライス幅でカクテルドレスやイブニングドレスを展開している。

「マサアキ タカハシ(MASAAKi TAKAHASHi)」は、船上で身に着けるジュエリーを提案。同ブランドには、小さなパーツを一つずつ並べクリスタルを留めることで、光を放たせる“よせもの”という日本の伝統技術で作品を生み出す。平安時代の華やかな暮らしを現代のシーンに置き換えた“源氏物語”シリーズからは、ネックレス(6万9,000円)、イヤリング・ピアス(共に2万8,000円)、バングル(4万3,000円)がエントリーされている。

「タケヤリ」は帆布(『はんぷ』と読む)の縫製技術を活かした明治期創業の岡山県のメーカー。アパレルや雑貨のほか、帆船の帆、テントなど産業資材までを製造する。寄港地でのお出かけや船内散策など、カジュアルシーンにも対応できるトートバッグ(2万円)、ポーチ(6,000円)など、厚手で丈夫な帆布の特徴を活かしたアイテムを展開している。

「伊勢半本店」は、江戸から続く“紅(べに)”の老舗。創業から変わらぬ伝統製法で玉虫色に輝く小町紅(こまちべに、江戸時代の口紅の商標)を販売する。日本古来の鮮やかな紅色は、船上パーティーにこだわらず、ハレの日にもふさわしい色だ。外国の乗船客と“日本の美”について語るきっかけにかもしれない。

また、クルーズ時の長旅に便利なアイテムも紹介されている。刃物の生産地として知られる岐阜県関市で作られた「貝印」の爪切り(1,200円から1万円)、眼鏡のフレームやその生産技術が高く評価されている福井県鯖江市で製造された「オーマイグラス」のサングラス(2万3,000円)も販売されている。

同店担当バイヤーは「外国の方々との交流が多い海外クルーズにおいて、改めて“日本の匠による繊細で上品なものづくり”や、日本を離れて初めて再発見できる“日本の良さ”を日本発のブランドで紹介できれば」と話す。

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