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東京ネクストブランドの期待を背負うファセッタズムとタロウホリウチ【INTERVIEW】

FASHION HEADLINE / 2015年2月12日 21時0分

堀内太郎(左)と落合宏理(右)

2月11日より伊勢丹新宿店1階ザ・ステージでスタートした「バーサストーキョー(VERSUS TOKYO)」のポップアップショップは、初日から来場制限が行われ、東京デザイナーのネクストウェイブのコラボショップに多くのファンが集った。同イベントをスポンサードする資生堂メンと各ブランドとのコラボポーチをはじめ、多くの商品が今回の限定商品で、初日には資生堂パーラーと仲條正義のイラストをコラボしたC.EのTシャツが完売。普段一堂に会することのないブランドをムラカミカイエが代表を務めるSIMONE INC.がクリーンでポップな空間にデザインした。

今回のイベントに参加しており、東京ネクストブランドとして期待される2人のデザイナー「ファセッタズム(FACETASM)」の落合宏理と「タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)」の堀内太郎にインタビューした。

――落合さんはバーサストーキョーに第1回目から参加されているので、イベントへの思いも特別なのでは?

落合宏理:(ヴァーサストーキョーには)これまで行われた3回すべてに参加させて頂いており、僕にとって大きなステップアップとなったイベントです。一般ユーザーにもショーを開放しているということもあり、ショー自体は通常よりプラスアルファしたエンターテイメント性は意識していますが、特に前回の10月のショーは東京ファッションウィークのフィナーレということもあって、気分が暗くなるような演出は避けて気分が明るくなるようにと考えました。毎回、大勢の方に見て頂いてその時に並んでくれたファンや、入れなかった方たちに向けても、次につながることをしなければという使命感もあります。

――堀内さんは前回の10月が初めての参加で、プレゼンテーション形式での発表も日本では初めてでしたが、参加した印象は?

堀内太郎:楽しかったですね(笑)。普段、展示会で提案しているのと同じように洋服を主軸にして見せるやり方は変わりないですが、一般の方が来場できるイベントということでパタンナーさんや工場の方など、ブランドに携わって頂いている方々に、実際にモデルが着て歩いている洋服を見てもらえたことに満足しています。これだけのブランドを一堂に会して、人を集めるというのは(バーサストーキョーのスペシャルオーガナイザーの)吉井(雄一)さんの力がなくては難しいし、伊勢丹新宿店のセンターステージというなかなか一つのブランドでは出来ない場所に、こういう形で参加できたことはうれしいですね。

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