1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

ルイ・ヴィトンが創業者ルイの生誕200周年を祝うプロジェクト「LOUIS 200」を開始

FASHION HEADLINE / 2021年8月3日 13時0分

メゾンの根底には常にルイ・ヴィトンという人物の存在がありました。ルイが誕生したのは1821年8月4日──それから200年の時を超えて、メゾンの中に受け継がれる彼の先見性にフォーカスした一連のクリエイティブな取組みを通して、この記念すべき生誕200周年をグローバルに祝います。


「LOUIS 200」では、冒険家、起業家、デザイナー、そしてイノベーターでもあったルイの人生、そして彼が後世に遺したものが、さまざまな媒体や世界中のクリエイターとのコラボレーションを通して表現されます。NFT(非代替性トークン)が組込まれたビデオゲームから、アイコニックなトランクをコンテナに見立て、200名の優れたクリエイターたちが再解釈を加える店舗のウィンドウ・ディスプレイ企画、アレックス・カッツが描くルイの大規模な三連画、フランス人作家 キャロリーヌ・ボングランがルイの人生や意図について綴ったフィクション小説(10月にガリマール出版社よりフランス語と英語で出版予定)、質素な暮らしから永世に残る遺産を残した若き先駆者ルイの人生に光を当て、彼の生き様を回顧する史上初のドキュメンタリー『LOOKING FOR LOUIS(ルイを探して)』(12月よりAPPLE TVにて視聴可能)まで――「LOUIS 200」は、ありきたりな賛辞を超える取組みです。ルイの人生の旅を集合的な体験として伝える同プロジェクトは、無限のインスピレーションの源となるでしょう。

ゲームアプリ「LOUIS THE GAME」ゲームアプリ「LOUIS THE GAME」
NIGO(R)によるトランクNIGO®によるトランク

「LOUIS 200」は、まるで神話のようなルイの起源を私たちに再認識させてくれます。運命にせよ強い決意にせよ、14歳で故郷フランスのジュラ地方の山間の村アンシェを旅立ったルイは、徒歩の旅を2年続けた後にパリに辿り着き、有名な荷造り用木箱製造兼荷造り職人であったロマン・マレシャルのもとで見習いとして働きはじめました。1854年、ルイは、著名なファッションメゾンが集まるパリのヴァンドーム広場からほど近い、ヌーヴ・デ・カプシーヌ通り4番地に自らのメゾンをオープンしました。

クチュリエのシャルル・フレデリック・ウォルトとの親交や、ウジェニー皇后のトランク製造と荷造りを任されたことで、ルイの名声は高まりました。交通手段の躍進に伴いトランクの重要性が高まることを直感したルイは、創意工夫や技術を駆使して、防水性のあるキャンバスを開発。また、蓋を平らにすることでトランクの構造を再構築し、徐々にその機能性を向上させました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください