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ルイ・ヴィトンのウインドウディスプレイを200名のクリエイターそれぞれの芸術性が想像力豊かに表現した「200 LOUIS」がスタート

FASHION HEADLINE / 2021年8月8日 15時0分

銀座並木通り店 (C)LOUIS VUITTON_YASUHIRO TAKAGI銀座並木通り店
©LOUIS VUITTON_YASUHIRO TAKAGI

ルイ・ヴィトンのビジュアルイメージスタジオが監修したこの意欲的な企画は、 メゾンの創業者ルイの生誕200周年を記念して2021年を通して行われる取組みの1つです。ルイ・ヴィトン ストアのウィンドウ・ディスプレイでは店舗によって3つの異なるフォーマットが登場します。1つ目は、スクリーンパネルで覆われたトランクが空中に浮かび、 クリエーションの数々が継続的なビデオループとして表示されます。 黒背景のセットは、 まるで芸術作品のモンタージュで照らされたマジックボックスのようにドラマティックな効果を生み出します。 2つ目のバリエーションでは、 箱で構成された巨大なロボットのようなフィギュアにより、 創業者ルイがトランクを積み上げて仕上げたストアのウィンドウ・ディスプレイがイメージされます。 3つ目は、 各クリエーションのプリントがキューブで構成されたグリッドの中に配置され、 立体的な「ダミエ」として複数のストアに8月下旬より登場。 1日に2回、 それぞれのキューブから取除かれた紙の束は、 再利用を予定しています。

表参道店 (C)LOUIS VUITTON_KEITA SINYA表参道店
©LOUIS VUITTON_KEITA SINYA

大きな意義のある生誕祝いにはギフトが欠かせません。ルイ・ヴィトンでは、各ビジョナリーの名義、あるいは彼らを代表して1万ユーロを15の非営利団体のいずれかに寄付し、合計200万ユーロの寄付を行います。これらの非営利団体は、若者や恵まれないコミュニティの人々が、芸術や創造性に触れ発見できるようにする活動に重点を置いていることから選定されており、5大陸13ヶ国にわたって、創造性のさまざまな側面を代表しています。

また、NY五番街ストアの正面に描かれた巨大なダミエ・パターンや、道行く人々を見下ろす堂々としたルイの姿など、一部のストアでは、ウィンドウ・ディスプレイ以外にも華やかなファサード・ディスプレイが披露されます。

「200 LOUIS」を通して、ルイの生誕200周年は、最終的に過去と未来を現在へ融合させる重要な冒険と位置付けられます。つまり、このコラボレーションプロジェクトを通じて、メゾンの遺産が新たなコードとなり、また新たなインスピレーションや考察、喜びを呼び起こすことに繋がるでしょう。

表参道店 (C)LOUIS VUITTON_KEITA SINYA表参道店 ©LOUIS VUITTON_KEITA SINYA
ルイ・ヴィトン ビジュアルイメージ・ディレクターを務めるフェイ・マクロードは、次のように述べています。

「1人のビジョナリーだけでなく、200人ものビジョナリーとの会話を想像してみてください。このようなウィンドウ・ディスプレイ プロジェクトは、メゾン史上初の試みです。このようなウィンドウ・ディスプレイを作ったことはありませんでした。ウィンドウ・ディスプレイからは、類い稀なエネルギーが発せられ、絶え間なく流れる創造性が感じられます。人々は、盛大な祝福を心から感じることができるでしょう」。

現在マクロードとイメージチームは、フィジカルとデジタルの両方のクリエーションが一堂に会するトランクの巡回展の開催を検討しています。また、これらのユニークなオブジェをオークションに 出品し、その収益を芸術や創造性、革新性を学ぶ学生たちの学業のために役立てるという提案もあります。

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