ボスニア紛争の闇を描く! 映画「アイダよ、何処へ?」が9月17日より全国順次ロードショー
FASHION HEADLINE / 2021年8月16日 19時0分
戦後ヨーロッパ最悪の集団虐殺事件の真実に迫ったヤスミラ・ジュバニッチ監督の映画「アイダよ、何処へ?」が9月17日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、 新宿武蔵野館ほか全国公開される。© 2020 Deblokada / coop99 filmproduktion /Digital Cube / N279 / Razor Film / Extreme Emotions / Indie Prod / Tordenfilm / TRT / ZDF arte
綿密なリサーチに基づき「ジェノサイド(集団虐殺)」というセンシティブなテーマに取り組んだのは、多感な十代の時にこの惨たらしい紛争を経験したヤスミラ・ジュバニッチ監督。© 2020 Deblokada / coop99 filmproduktion /Digital Cube / N279 / Razor Film / Extreme Emotions / Indie Prod / Tordenfilm / TRT / ZDF arte
ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したデビュー作「サラエボの花」(2006年)以降、一貫してボスニア紛争の傷跡を描き続けてきた。重い事実を今に伝える本作は、2020年ヴェネチア国際映画祭で大反響を呼び、ボスニア映画としては「ノー・マンズ・ランド」(2001年)以来、19年ぶりに米アカデミー賞国際長編映画賞へのノミネートを達成した。© 2020 Deblokada / coop99 filmproduktion /Digital Cube / N279 / Razor Film / Extreme Emotions / Indie Prod / Tordenfilm / TRT / ZDF arte
本作は、国連軍で通訳を務めながら、夫とふたりの息子の身を案じる主人公アイダの視点を通して、「スレブレニツァの虐殺」をめぐる被害者(ボシュニャク人)、加害者(セルビア人武装勢力) 、 国連軍 (オランダ人部隊 )の3者の行動を克明に映し出していく。家族と同胞たちを心から救いたいと願う一方で国連職員しての職務も務めなくてはならないアイダの深い苦悩をあぶり出す。公私の狭間で幾度となく過酷なジレンマに直面し、それでもあらゆる手を尽くして夫と息子たちを守り抜こうとする強靱な意思を、リアルかつ繊細な演出で表現している。© 2020 Deblokada / coop99 filmproduktion /Digital Cube / N279 / Razor Film / Extreme Emotions / Indie Prod / Tordenfilm / TRT / ZDF arte
■「アイダよ、何処へ?」のあらすじ
ボスニア紛争末期の1995年7月11日、ボスニア東部の街スレブレニツァがセルビア人勢力の侵攻によって陥落。避難場所を求める2万人の市民が、町の外れにある国連施設に殺到した。国連保護軍の通訳として働くアイダは、夫と二人の息子を強引に施設内に招き入れるが、町を支配したムラディッチ将軍率いるセルビア人勢力は、国連軍との合意を一方的に破り、避難民の移送とおぞましい処刑を開始する。愛する家族と同胞たちの命を守るため、アイダはあらゆる手を尽くそうと施設の内外を奔走する。
「アイダよ、何処へ?」
9月17日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、 新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/オーストリア/ルーマニア/オランダ/ドイツ/ポーランド/フランス/ノルウェー /トルコ合作映画|ボスニア語・セルビア語・英語 2020年|101分|原題:Quo Vadis, Aida?|日本語字幕:吉川美奈子 提供:ニューセレクト 配給:アルバトロス・フィルム
© 2020 Deblokada / coop99 filmproduktion /Digital Cube / N279 / Razor Film / Extreme Emotions / Indie Prod / Tordenfilm / TRT / ZDF arte
公式サイト: https://aida-movie.com/
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