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3Dプリントの可能性を探る。ベルリン発ジュエリーレーベルによる藤本壮介「直島パビリオン」に影響されたリングが美しい

FASHION HEADLINE / 2016年2月11日 11時0分

ここ数年での3Dプリント技術の進歩はめまぐるしく、身の周りでも耳にすることや目にすることが多くなってきた。世界中のファッション業界でもその技術に注目がされ取り入れられることが増えてきたように思える。

ベルリンで2013年に設立されたジュエリーブランド、VOJD Studiosでは積極的に3Dプリント技術を活用し、また著名なラグジュアリーブランドとのコラボレーションを行っている。コラボレーションの一例として、ベルギーで活動するA.F.ヴァンデヴォースト(A.F. VANDEVORST)とは大ぶりの鏡面仕様が特徴的なベルトを、ニューヨークのファッションデザイナー、プラバル・グルン(Prabal Gurung)とは真鍮や銀を3Dプリントしたものにカラフルなスワロフスキーの真珠をあわせたイヤリングなどを生み出してきた。

2015年にはスイスのラグジュアリーブランド、アクリス(Akris)ともコラボレーションを行い、パリにて開催されたファッションウィークで話題となったのが3Dプリントのリングだ。リングは幾何学的で繊細・精巧な多面体に作られた逸品となっている。実はこの作品は日本の建築家・藤本壮介の手掛けた「直島パビリオン」にインスパイアされ制作したものだという。材質はスターリング銀とカラフルなポリアミドを使用し、アクリスとしては初めての3Dプリント作品だそうだ。

従来の職人技に近い精巧な技術が必要だったこのようなアクセサリーも3Dプリント技術の発達により、今までになく安価でかつ短時間で作ることが可能となった。画期的なこの技術の進歩は、これから新規参入するブランドやデザイナーに新たな可能性を示したといえるだろう。

※本記事は (引用元: http://vojdstudios.com/) に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。

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