ルイ・ヴィトン×ジェフ・クーンズの新ラインがローンチ、第1弾はダ・ヴィンチなど傑作を再現したバッグ

ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）から4月28日、アーティスト、ジェフ・クーンズと共同でデザインしたバッグ、アクセサリーの新ラインがローンチする。

スティーブン・スプラウスや村上隆など、これまでも最も影響力のあるアーティストたちとのコラボレーションを通じて、アート界との密接な繋がりを築いてきたルイ・ヴィトン。今回はニューヨークを拠点に活動する現代アート界で最も広く知られるアーティストであるジェフ・クーンズをパートナーに選出した。

本プロジェクトは、クーンズが2015年にニューヨークのガゴシアン・ギャラリー（Gagosian Gallery）で開催した個展「Gazing Ball Paintings」がもととなっている。世界的にマスターピースと言われるダ・ヴィンチ（Da Vinci）、ティツィアーノ（Fragonnard）、ルーベンス（Rubens）、フラゴナール（Titian）、ヴァン・ゴッホ（Van Gogh）の油絵をキャンバス地に再現し、クーンズの象徴ともいえるメタルで画家たちの名前と、「モノグラム・フラワー」を埋め込んだバッグが発売になる。

Da Vinci

Fragonnard

Rubens

Titian

Van Gogh

ルイ・ヴィトンにとっても過激といえるクーンズによる「モノグラム」の再解釈は、クーンズ自身のサインと共に、バッグの外側にメタリックなディティールとしてあしらわれた。どのバッグにもクーンズの40余年ものキャリアの中で繰り返し扱われてきたモチーフである、空気で膨らませたビニール製のラビットをかたどったタグが付けられ、バッグの内側にはオリジナル作品の作者のバイオグラフィーと、ポートレートが描かれている。

なお、同コラボレーションは第1弾であり、今後もクルーズとのコラボレーションが発表される予定だ。