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フェンディがボツワナ共和国の家具ブランド「マベオ」と協業し、唯一無二のコレクション『コンパ』を披露

FASHION HEADLINE / 2021年12月5日 15時0分

■ 作品紹介
多機能な「ロモ スツール(Lomo Stool)」は、3つのパーツを2つの収納容器、あるいは2つのスツールとして使用することができる一方、結合してサイドテーブルにすることもできます。マベオは、ボツワナに古くから伝わる陶芸の職人たちと自社の木工職人との協力により、2つの異なる素材の融合を実現させました。「コンパ」コレクションの多面的コラボレーションのさらなる実践として、「ロモ スツール」の内側には、ボツワナの砂漠地帯に住むアーティストたちがペイントを施しています。

マベオは、職人同士の物理的、および心理的距離の橋渡しを務めました。その過程には妥協や意見の食い違いとも言えることがありましたが、そのような葛藤さえも見事に活かし、こうして目に見える成果をあげるに至ったのです。

「ロモ スツール」Photo by Robin Hill ©
「マデュオ チェア」Photo by Robin Hill ©
本コレクションの2つの作品には、フェンディとのコラボレーションがさらに直接的な形で表現されています。そのひとつである「エフォ スツール(Efo Stool)」は、フェンディの「FF」ロゴの繰り返しが、粘土とパンガパンガ材という2種類の性質が異なる材料を融合し、材料と技法と制作プロセスにバランスをもたらしています。木材モジュールと粘土彫刻は互いにぴったりとフィットしつつ、それぞれの独立性を保っています。

2つ目の「マデュオ チェア(Maduo Chair)」は、フェンディ家4代目のジュエリー アーティスティック ディレクターデルフィナ・デレトレズ・フェンディがメゾンのためにデザインしたジュエリー「フェンディ オーロック(FENDI O’ Lock)」を直接的に反映しています。ジオメトリーと接合方法によってオリジナルの基本構造を踏襲し、工芸の技をさりげなく強調しつつ、椅子としての実用性も兼ね備えています。

これら3作品に加え、コレクションにはバスケット編みの引き出し付きキャビネット「チチラ キャビネット(Chichira Cabinet)」、粘土、およびパンガパンガ材で表現した「フォロ チェア(Foro Chair)」、さらにコレクション最大の作品「ガビガビ(Gabi-Gabi)」彫刻が含まれます。この彫刻は、亜鉛メッキされた手打ちの金属板と木製引き出しで構成され、「ガビンヤナ テーブルランプ(Gabinyana Table Lamp)」は、「ガビガビ」にならった独特の形をしていますが、はるかに小さく、またランプが組み込まれています。合板と堅い木材から手作りされた「シヤシート(Shiya Seat)」は、工業用熱成形への解決策となるものです。

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