写真家・笠原秀信による旅をテーマにしたオンラインExhibition「THE ROAD」。第3弾はイタリア・ヴェネチア
FASHION HEADLINE / 2022年2月26日 15時0分
写真家・笠原秀信がイタリア周遊旅行の途中で切り取ったランドスケープ「THE ROAD」の第3弾・ヴェネチア編をお届けします。
第3弾の舞台は水の都 イタリア・ヴェネチア
イタリア北東部、ベネト州の州都ベネチア県の県都で、アドリア海北岸に臨む港湾都市。英語名Venice。
16世紀に木造橋を石組みに改造したもので、アーケードがついた形が美しく、観光名所となっている。市内には176の運河が縦横に走り、有名な大運河(カナル・グランデ)が市内を北西から南東にS字形に貫き、「水の都」「潟湖の都市」とよばれる世界屈指の観光都市となっている。1987年にベネチアとその潟は世界遺産の文化遺産として登録されている。
主要な交通路は運河で、交通機関はモーター・ランチと、長さ約10メートル、幅1.5メートルほどのゴンドラである。
ため息の橋(Ponte dei Sospiri)
16世紀に建設された、ドゥカーレ宮殿と牢獄をつなぐ橋でした。そのため、宮殿の尋問室から牢獄へ渡る囚人が、嘆きため息をついたとして、“ため息橋”と呼ばれているとよく耳にしますが、事実ははっきりしていません。
本島には150以上の運河
本島には150以上の運河がめぐり、そこに架かる橋は400を超える。この水上の迷宮を移動するために誕生したのがゴンドラだ。約1000年の歴史を持つとされるゴンドラは船舶技術の傑作とされ、絶妙なバランスで水路を通行する。全長約11m、幅約1.5mの細長い船体で、オールは片側だけにある。漕ぎ手は船尾に立ち、オールを前後に漕ぐことで各方向に舟を操る。浅瀬も通れるように、船体が水に浸かる部分を最小限にしているのも特徴だ。共和国時代には貴族や富裕な商人の足だったが、今は運河クルーズに利用されている。
「ゴンドリエーレ」
ゴンドラの漕ぎ手は「ゴンドリエーレ」と呼ばれ、この街で900年以上の歴史を誇る職業だ。
サンマルコ寺院
イタリアのヴェネト州の州都ヴェネチアで最も有名な大聖堂である。
ナポレオンが「世界一の美しい広場」と絶賛したサン・マルコ広場に面して建造され、ヴェネチア共和国の総督邸兼政庁であったドゥカーレ宮殿に隣接し繋がっています。
サン・マルコ広場
ヴェネツィアの広場は方言でカンポ(campo)と呼ばれるが、サン・マルコ広場は別格であり、ピアッツァ(piazza)と呼ばれる。世界で最も美しい広場とも言われており、海からの玄関口でもある。
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