【ルック】マリア・グラツィア・キウリによるディオール 秋冬 2022-2023 コレクション
FASHION HEADLINE / 2022年3月5日 11時0分
ディオールが、秋冬 2022-2023 コレクションを発表しました。ディオールの歴史の最先端を走り、受け継がれてきたファッションの脈動の延長線上で、マリア・グラツィア・キウリによるコレクションは、現在と未来の間で立ち止まり、それらの時間と共鳴しながら、同時性、そして共時性の律動を生み出します。
「The Next Era*」は、イタリア人アーティストであるマリエラ・ベティネスキがディオールの秋冬 2022-2023 コレクションのショーのために製作した作品のタイトルです。ベティネスキは 16 世紀から 19 世紀にかけての絵画史にみられる、女性の大きな肖像画によって構成されたギャラリーを思わせる会場装飾を提案しました。会場に飾られた肖像画の、切り取られ、重ねて配置された目は、これまでなされてきた、そして現在でもなされる、過去と現在における女性を取り巻く決めつけに対する問いをもたらします。この視点は、これまでとは異なる美術史の読み取り方の可能性を示唆します。この今回のショーにおける”フレームワーク(枠組)”は、形、サヴォワールフェール、素材そしてフューチャリスティックな技術と結びつく一連の活動の延長線上で、テクニカルで美的な視点から体と洋服のパフォーマティブな関係を(再)構築するという、マリア・グラツィア・キウリが提案するコンセプトに命を吹き込みます。
ムッシュ ディオールによる洋服の内側には、並外れた構造システムが組み込まれています。本コレクションのためにマリア・グラツィア・キウリが立ち返った「バー」ジャケットは、当時のモデルの構造に、D-Air lab**によって生み出された先進的な技術を採用することで、体の表面の湿度を管理し、必要な際には温めるシステムが落とし込まれ、再解釈が加えられました。蛍光色で彩られた動脈と静脈の有機的なネットワークのようなものが交差するような装飾が施されたボディスーツには、温度を均一に保つ機能が備えられています。
ロジェ・ヴィヴィエによってディオールのために製作されたアイコニックなパンプスは、その刺繍の可能性を通して再解釈され、くるぶしのまわりに施されたテクニカルファブリックのヨークによって強調された、類まれなクラフツマンシップの代表例として登場しています。単体でも、組み合わせても着用できる、複数のポケットが付いたベルトや、アジャスタブルなレースコルセットが多くのスタイリングを完成させます。限りなく多用途にデザインされたそれらのアイテムは、新たな仕立てのアプローチを際立たせ、アイコニックな「レディ ディオール」でさえも毎日の必需品を収納できるように形状が変化しています。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
【DIOR】2025年春夏 コレクションのキャンペーンが公開
PR TIMES / 2025年1月14日 17時45分
-
【DIOR】ディオールを纏うセレブリティ@第82回ゴールデングローブ賞授賞式
PR TIMES / 2025年1月6日 17時15分
-
【DIOR】新作バッグ「D-ジャーニー」が登場
PR TIMES / 2024年12月19日 15時15分
-
【DIOR】ディオールを纏うセレブリティ:モニカ・バルバロ
PR TIMES / 2024年12月17日 15時15分
-
【DIOR】ディオールを纏うセレブリティ:カロリーナ・ユステ
PR TIMES / 2024年12月17日 12時45分
ランキング
-
1芥川・直木賞に選ばれた3作家 どんな人物?
毎日新聞 / 2025年1月15日 20時3分
-
2天正遣欧使節・千々石ミゲルの墓、長崎県諫早市の文化財に…ミカン畑での墓石発見から20年
読売新聞 / 2025年1月15日 17時0分
-
3将棋の谷川浩司十七世名人、史上3人目の通算1400勝達成…「光速の寄せ」でタイトル多数獲得
読売新聞 / 2025年1月15日 23時17分
-
4スニーカーのインソールを変えるだけで「靴の機能は劇的にアップ」する。“初心者が買うべき”一足とは
日刊SPA! / 2025年1月15日 15時51分
-
5芸能人なぜ呼び捨て?「日本語呼び方ルール」の謎 日鉄会長の「バイデン呼び」は実際に失礼なのか
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 9時20分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください