神秘に満ちたタジキスタンへ誘う、ブルガリのカラージャーニー第2章「スピネル コレクション」誕生
FASHION HEADLINE / 2022年3月30日 11時0分
2022年4月、ブルガリが誘う「カラージャーニー/色彩の旅」の第2章、「スピネルコレクション」が誕生いたします。
色彩、自由であることの喜び、そしてインスパイアリングな美を私たちの世界にもたらす宝石は驚きに満ちた自然からの贈り物であり、ブルガリのスタイルを彩る精神とシグネチャーでもあります。活気に満ちたリッチなニュアンスへの情熱で知られるローマン ハイジュエラー、そして色石の魔術師であるブルガリは、創業以来、最も壮麗な宝石を求めて世界中を旅してきました。そして今、ブルガリは新たな色彩の旅として、最高峰のスピネルの産地である神秘に満ちたタジキスタンへとあなたを誘います。
2020年、ブルガリの色彩の旅はブラジルとモザンビークに始まり、パライバトルマリンの唯一無二の存在を明らかにしました。ブルガリが綴る「カラージャーニー」の第2章ではスピネルの壮麗な輝きと、溌剌とした精神が捧げられた至極のハイジュエリーコレクションをお贈りします。ローマへと届けられた魅力的なスピネルは、ブルガリのジュエリー クリエイション&ジェムバイイング エグゼクティブディレクターであるルチア・シルヴェストリの手に託されました。そしてブルガリのハイジュエリーとなるために、熟練の職人たちの元へとそのエキサイティングな旅路となったのです。
深みのあるクリムゾンからパステルブルー、ピンク、パープル、グレーまで幅広い色彩をみせるスピネルは、古くはルビーとの識別が難しいと言われていました。有名な「ルビー」の多くが実はスピネルで、イギリス王室の最も初期の戴冠宝器のひとつである王冠にセットされた、かの有名な「黒太子のルビー」も、実はなめらかなレッドのスピネルでした。確かに、豊かで生き生きとした色彩をまとったスピネルはルビーと並ぶ美しさを誇り、熟練の宝石鑑定士でなければ両者の違いを見分けることはなかなかできませんでした。
スピネルの名声は大胆不敵な探検家マルコ・ポーロの歴史と密接に結びついていました。13世紀末にアジアを巡る刺激に満ちた旅を経て、スピネルをヨーロッパに持ち込んだのが始まりです。「バラス・ルビー」の話を最初に伝えたのがこのイタリア人冒険家で、ピンクや紫がかった独特の赤色に光る宝石について日記に書き記していました。スピネルという名は、ルビーやスピネルの鉱山で有名なアフガニスタン北部(現在はタジキスタン)のバダフシャーン州に由来していると言われています。
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