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ウードと中東原産の花々が織りなすオリエンタルな香り。ルイ・ヴィトンから新作フレグランス「フルール・ドュ・デゼール」登場

FASHION HEADLINE / 2022年6月30日 11時0分

©LOUIS VUITTON
©LOUIS VUITTON
ジャスミン、オレンジ・ブロッサム、ローズ──これら3つの中東に起源を持つ花々は、西洋のパフュームを象徴するものとなりました。「これらの花々は、オリエントのさまざまな地域からキャラバンによってヨーロッパにもたらされました」とジャック・キャヴァリエ・ベルトリュードは語ります。「私のアイディアは、ただ単にこれらの花々が持つ自然の驚異を、ありのままの形で体現することでした」。パフュームの歴史と起源からダイレクトに着想を得た「Fleur du Désert」は、この数千年来におよぶ香りの芸術の発祥地である、中東の確かな貢献を讃えます。ジャックは、自らの生まれ故郷であるグラースを彷彿させ、熟知しているこれらの花々──それも最高品質のものを厳選。ルイ・ヴィトン独自の二酸化炭素抽出法によって得られる2つのエッセンスは、彼の調香の構成の中心を占める新鮮な花々の香りを忠実に再現します。すなわち、オレンジ・ブロッサムのアブソリュートの香りで甘みを添えられたジャスミングランディフローラムは、繊細に輝く香りを放つ一方、センティフォリアローズは花びらの崇高な柔らかさを表現します。この貴重なブーケは、花のネクターとスパイス本来の香調を備えたオリエンタルなアコードを纏った、パフュームという芸術への頌歌です。

「目指したのは、オリエンタルなアコードの西洋的な表現ではなく、中東独自の文化と美を真に表現するものでした」
ジャック・キャヴァリエ・ベルトリュード

©LOUIS VUITTON
ルイ・ヴィトンの専属サプライヤーとなったバングラデシュの生産者一家によって作られるウード・アッサム、別名「ブラックゴールド」とも呼ばれる中東のパフュームの宝は、2世紀にわたって蒸留されてきた比類のないエッセンスを通じて類い稀な香りの豊かさを表現します。ウッディで、アニマリック、スパイシー、アンバー...その深い香りは、フローラルブーケの最も柔和な側面に呼応するハニーのノートによってまろやかさを帯びています。砂漠の風のように暖かいシナモンの囁きに触れて、このリッチな香跡はアンブロックスの官能性で肌を包み込みやがてアンブレットシードの自然なムスクの柔らかさへと溶け込みます。貴重な成分に包まれたこの「花々のネクター」は、時が経つにつれて、その絶対的な洗練性を露わにします。

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