最果タヒの最新詩集『愛の縫い目はここ』の世界が荻窪の本屋Titleに
FASHION HEADLINE / 2017年10月9日 13時0分
詩人・最果タヒの新詩集『愛の縫い目はここ』の刊行を記念した展覧会「最果タヒ『愛の縫い目はここ』 ―― 詩の展示」が、10月9日まで東京・荻窪にある本屋タイトル(Title)の2階ギャラリーにて開催されている。
第33回現代詩花椿賞受賞作『死んでしまう系のぼくらに』、映画化で話題となった『夜空はいつでも最高密度の青色だ』に続く、詩集三部作の完結篇となる同作。詩や小説、エッセイを立て続けに発表し、本だけでなくSNSやインターネットでも多彩な表現を繰り広げる最果が切り拓いた、“詩の新時代”をを決定づける傑作といえる。
同展では、最果による詩と、ブックデザインを担当したグラフィックデザイナーである佐々木俊との合作が布にプリントされた作品を展示。ギャラリーの空間に揺らめく作品が、言葉とデザインの“縫い目”となり、新たな“言葉の体験”を紡ぎ出している。
また、期間中は詩集『愛の縫い目はここ』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』『死んでしまう系のぼくらに』のサイン本を販売。加えて、新作『愛の縫い目はここ』の購入者を対象に、「死のポストカード」(数量限定)が特典としてプレゼントされる。その他、オリジナルグッズとして最果の詩を佐々木がデザインしたハンカチや、手ぬぐいの販売を予定している。
会期:9月23日~10月9日
会場:本屋 Title 2階ギャラリー
住所:東京都杉並区桃井1-5-2
時間:12:00~21:00(9月28日、10月6日は18:00まで)
休廊日:水曜、第3火曜
【書籍情報】
『愛の縫い目はここ』
著者:最果タヒ
デザイン:佐々木俊
出版社:リトルモア
ソフトカバー/96ページ/185×127×13mm
発売日:2017年7月
価格:1,200円
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