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21_21 DESIGN SIGHTで人間の‟野生”を紐解く「野生展:飼いならされない感覚と思考」開催

FASHION HEADLINE / 2017年10月11日 10時0分



東京ミッドタウン内のデザイン施設・21_21 DESIGN SIGHTにて10月20日から、思想家・人類学者の中沢新一をディレクターに迎えた企画展「野生展:飼いならされない感覚と思考」が開催される。

本展は、人間の文化や生活、心の土台となる「野生」の能力に着目。皆が同じ世界に生き、同じような体験ができる現代において、まだ管理され尽くしていない=飼いならされていない心の領域を「野生」と定義し、現代の表現者たちのもつ‟野生の魅力”に触れながら、さまざまな作品や資料を通して、人間の内に潜む‟野生の発見方法”を紐解いていく。参加するのは、青木美歌、井上嗣也、大森克己、ステファニー・クエール(Stephanie Quayle)、黒田征太郎、しりあがり寿、鈴木康広、立花文穂、西村裕介など、国内外で活躍する現代作家たち。

人間の本能であり、知性でもある「野生」は、私たちの創造力に大きな刺激を与えるきっかけになることがあるという。チベットで仏教を学び、人類の思考について時代や領域を横断した研究を行う中沢新一は、「この‟野生の領域”に触れることができなければ、どんな分野でも新しい発見や創造は不可能だ」と話す。

理性や合理性が重んじられる現代における「野生」とは何か。どうすれば私たちは心の中の‟野生の領域”に触れることができるか。どうしたらそこへの通路を開くことができるのか。本展では、そんな疑問の答えへと導くユニークで多彩な作品群が、私たちの中に潜む「野生」への気付きを与えてくれるはずだ。

【展覧会情報】
21_21 DESIGN SIGHT企画展「野生展:飼いならされない感覚と思考」
会期:2017年10月20日~2018年2月4日
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1、2
住所:東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)
休館日:火曜日、年末年始(12月26日~1月3日)
入場料:一般1,100円、大学生800円、高校生 500円、中学生以下無料

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