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メゾン キツネ、ロマンティックなモチーフで魅せる空想の街で過ごす夏【2018春夏ウィメンズ】

FASHION HEADLINE / 2017年10月18日 13時0分

メゾン キツネ2018年春夏ウィメンズコレクション

メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ)が2018年春夏ウィメンズコレクションを発表した。

マイアミとロサンゼルスの雰囲気をミックスしたような空想の街‟ロマンス”がコレクションのテーマ。2018年リゾートコレクションの「Last Exit to Romance」のムードを引き継ぎ、カジュアルとエレガンスがバランスよく調和したスタイルが提案された。

目を引くのは、随所にあしらわれた‟ハート”のモチーフ。シアーなベビードレスやブラウスに揺れる黒のハート。シンプルなTシャツやコットンドレスにはハート形のメタルブローチが輝き、ギャザーを寄せて立体的に仕上げられている。ベースボールジャケットやハイウエストのトラウザーには、ホワイトステッチ入りのハート形ポケットが配され、愛らしいアクセントに。サングラスやピアスなどのアクセサリーにも大胆なハートが用いられた。そして、ジャガードブルゾンやプルオーバーの上で主張する‟愛の紋章”には、ピースフルな「ラブバード」やヤシの木が刺繍され、コレクションを象徴する夏の魅力に溢れている。

遊び心たっぷりのモチーフとは裏腹に、ファブリックには落ち着きのある素材が選ばれた。コットンやデニム、ジャージーといったベーシックな素材に加え、ワッフル、プリーツ、リボンなどの要素を巧みに組み合わせることにより、コレクションのロマンティックなムードが構成されている。また、クラシカルなイギリス刺繍やハウンドトゥースジャガードなど、小技の効いたファブリック使いも洗練された印象だ。その他、シルバーパッチやパイピングをあしらったロングコートやハートカモフラのチェスターコートなど、ミニマルでありながら存在感のあるアウター類も登場した。

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