チューダーから英国海軍による北グリーンランド遠征探検70周年した39mm径モデル「レンジャー」を発売
FASHION HEADLINE / 2022年7月9日 19時0分
英国海軍による北グリーンランド遠征探検70周年を迎える、記念すべき2022年。チューダーは、この果敢な冒険の精神を体現するツールウォッチとして、マニュファクチュール キャリバー MT5402およびクイックアジャストクラスプを搭載する39mm径モデル、レンジャーを2022年7月9日、全国で一斉発売します。
独自の価値とともに洗練されたスタイルと、確かな信頼性を約束する機械式時計を提供するスイスの時計ブランド、チューダー(TUDOR)。チューダーの腕時計はその歴史において、最も果敢に活動する冒険家や熟練のプロフェッショナルたちに選ばれてきました。
英国海軍による北グリーンランド遠征探検70周年を迎える、記念すべき2022年。チューダーは、この果敢な冒険の精神を体現するツールウォッチとして、マニュファクチュール キャリバー MT5402およびクイックアジャストクラスプを搭載する39mm径モデル、レンジャーを世に送り出します。
RANGER
1952年7月8日、北グリーンランド遠征隊は氷床研究を目的とした2年間の科学任務のため、ロンドンのテムズ川のほとりの町、デプトフォードからグリーンランドへと乗り出した。英国の科学者や海軍隊員で構成されたメンバーの腕に着けられていたのは、チューダーで初めて自動巻機構と防水性を同時に備え完成したばかりのオイスター プリンス。複数の地点で詳細にわたる氷河学的および地震学的調査を行うことになる彼らに、チューダーはこんな依頼をした。極寒の環境で着用される30個のオイスター プリンスの性能データを収集して欲しいと。最先端の時計製造技術と歴史的な美学が結びつく最新作レンジャーが示すのは、北極探検の先駆者たちが抱いた冒険心そのものである。
THE RANGER SAGA
レンジャーの名がチューダーの歴史に登場したのは、英国北グリーンランド遠征探検より遥か前のこと。1952年から1954年にかけて遠征隊員が着用したチューダー ウォッチのモデル名は異なるものだったが、その後発表されたレンジャー モデルこそが、この時期にチューダーが生み出した堅牢で実用的、そして適正な価格が設定されたツールとしての探検時計のコンセプトを永続させてきたのだ。チューダー レンジャーの起源は1929年にまで遡る。「The TUDOR(チューダー)」の商標登録からわずか3年後、ハンス・ウイルスドルフは「Ranger(レンジャー)」を登録したのである。当時、この名称は特定のモデルを示すためではなく、チューダーの時計に冒険的な要素を付加するために使用された。現在レンジャーとして認識されている意匠が登場したのは1960年代に入ってからのことで、発光塗料がふんだんに塗布された3(日付表示の無いモデルのみ)、6、9、12のアラビア数字や独特のデザインの針が印象的だろう。その歴史の中で多彩なバリエーションが展開されてきたレンジャー。日付表示の有無、自動巻または手巻、ダイアルにチューダーローズまたは盾のマークがあしらわれたモデルまで実に幅広い。早くも1973年には、「レンジャー II」という名称でケースと一体化させたブレスレットを備えるバージョンもラインアップしていた。
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