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原美術館の歴史を物語る貴重な作品の数々が一堂に会する、コレクション展を開催

FASHION HEADLINE / 2017年12月21日 17時0分

東京・品川にある原美術館では、創業者であり館長の原俊夫が自ら選定した「現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展(My Favorites: Toshio Hara Selects from the Permanent Collection)」を、前期と後期に分けて2018年1月6日より開催する。

草間彌生「自己消滅」1980 年 ミクストメディア サイズ可変
©Yayoi Kusama

一つひとつ丹念に収集した1950年代以降の絵画、立体、写真、映像、インスタレーションなど所蔵作品約1,000点の「原美術館コレクション」から、館長の原俊夫が初めて自ら選びキュレーションするコレクションが揃う。

1970年代後半より1980年代前半までの初期収蔵作品を主とする前期を2018年1月6日から3月11日まで、企画展の開催などをきっかけに収蔵された作品を主とする後期を3月21日から6月3日まで行い、約40年に渡る原美術館の活動の一端を紹介する。

ナム ジュン パイク「キャンドルテレビ」1980 年 テレビ、ろうそく 33x41x24 cm
©Nam June Paik

前期は、アメリカの作家で戦後絵画に大きな影響を与えた抽象表現主義のジャクソン・ポロックやマーク・ロスコ、その後続世代を代表するロバート・ラウシェンバーグやジャスパー・ジョーンズ、世界を席巻したポップアートの代表者であるアンディ・ウォーホルやロイ・リキテンシュタインなどの作品を展示。

前衛的、実験的精神に溢れたヨーロッパの作家たちとして、絵画のジャン・デュビュッフェやカレル・アペル、彫刻のアルマンやセザール、ジャン・ティンゲリー。日本の作家からは、戦後日本美術を牽引した今井俊満、河原温、工藤哲巳、宮脇愛子などの作品が集結する。また、今も現役で活躍する草間彌生、篠原有司男、杉本博司、李禹煥、さらに世界に影響を与えたアジアの作家として、ナム・ジュン・パイクや艾未未(アイ・ウェイウェイ)などの作品が一堂に会する。

蜷川実花「PLANT A TREE」2011 年 C プリント 48.5x72.8 cm
©mika ninagawa Courtesy of Tomio Koyama Gallery

後期は、安藤正子、荒木経惟、ヤン・ファーブル、加藤泉、ウィリアム・ケントリッジ、森村泰昌、奈良美智、名和晃平、蜷川実花、野口里佳、マリック・シディベ、杉本博司、束芋、ミカリーン・トーマス、アドリアナ・ヴァレジョン、やなぎみわの作品展示を予定。詳細は後日、ウェブサイト(http://www.haramuseum.or.jp)にて発表する。

原美術館の歴史を物語る作品が集結する貴重な機会、現代美術の魅力を存分に感じてみては。

【イベント情報】
現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展
会期:2018年1月6日〜6月3日(前期1月6日~3月11日/後期3月21日〜6月3日)
会場:原美術館
住所:東京都品川区北品川 4-7-25
時間:11:00〜17:00(祝日を除く水曜は20:00まで)
休館日:月曜(祝日は開館)、1月9日、5月1日(展示替え休館3月12日~20日)

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