抜け落ちた鳥の羽根から飛び立つ、切り絵のアート!
FASHION HEADLINE / 2018年1月28日 16時0分
12歳の頃から鳥の羽根を用いた作品づくりを行ってきたというアーティスト、クリス・メイナード(Chris Maynard)。彼が近年制作し続けている「シャドーボックス(Shadow Boxes)」というコレクションは鳥の羽根を切り抜いたり、形を加工したりすることで彼独自の世界を表現しているものだ。
使用している羽根は鳥から抜け落ちたものだけを使用。そのままの状態で用いるため、絵画を描くように色を自由に使えるわけではなく制限の多い作業となる。しかしクリスはその羽根の元々の色やパターンを巧みに活かし作品として仕上げていく。よくレーザーカッティングで作業を行っているのかと聞かれることが多いそうだが、制作は全て手作業によるものだ。非常に繊細で複雑な作業になるため、目の手術で使うハサミや器具を愛用している。また加工が施された羽根は、真っ白な背景へ配置することにこだわっている。これにより、羽根の持つ美しい形が強調され、光の入り方や強さにより生まれる影を楽しむことができるそうだ。
クリスは抜け落ちた鳥の羽根から、生きていく厳しさの中にあるちょっとした優しさのようなものを感じているそうだ。また人生を生き抜いていくためには、わずかでもユーモアを足すことが必要だとし、その考えが彼の一部の作品からも感じられる。鳥の羽根はよく、デリケートなものだと思われることが多いが鳥が飛ぶために必要なのはもちろん、身体を長年守り続けるために酷使されるので耐久性が高い。それに似て、クリスのシャドーボックスの作品も一見デリケートに見えるが、羽根が作品の高潔さを保ち続けていることが分かる。
シャドーボックスの作品は、クリスのウェブサイトから問い合わせるか、取扱のあるギャラリーで購入が可能。価格は1,200ドルからとのこと。
※本記事は (引用元: http://www.featherfolio.com/、https://www.instagram.com/featherfolio/、https://www.pinterest.jp/featherfolio/)に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
『トランスフォーマー/ONE』プロデューサー・ボナヴェンチュラ氏インタビュー「オプティマスとメガトロンの“ほろ苦い”友情が描かれている」
ガジェット通信 / 2024年7月15日 19時0分
-
『第七王子』のEDクレジットを見ると、なぜ日本アニメの未来がわかるのか
ASCII.jp / 2024年7月13日 15時0分
-
G-STAR のアートプラットフォームと新進気鋭のプロダクト・デザイナー岩元航大がコラボレーション
PR TIMES / 2024年7月4日 18時45分
-
シャンパーニュを最も寛大に表現『クリュッグ グランド・キュヴェ 172 エディション』、究極のエレガンスを体現したロゼ シャンパーニュ『クリュッグ ロゼ 28 エディション』が登場
PR TIMES / 2024年7月3日 11時0分
-
ジョン・ケイルが語る、80代の今も加速する実験精神とヒップホップへの強い関心
Rolling Stone Japan / 2024年6月28日 17時20分
ランキング
-
1「健診でお馴染み」でも、絶対に"放置NG"の数値 自覚症状がなくても「命に直結する」と心得て
東洋経済オンライン / 2024年7月21日 17時0分
-
2扇風機の羽根に貼ってあるシール、はがしてはいけないって本当?【家電のプロが解説】
オールアバウト / 2024年7月21日 20時15分
-
3日本カレーパン協会「カレーパン美味い県ランキング」発表 3位北海道、2位京都…1位は?
オトナンサー / 2024年7月22日 8時10分
-
4新型コロナワクチンの定期接種、10月から開始…全額自己負担の任意接種費は1万5000円程度
読売新聞 / 2024年7月21日 19時21分
-
5平日は毎日「レッドブル」を飲んでいます。「1日の飲料代」として高すぎますか? また、体への悪影響はないでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月20日 3時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)