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ゴルチエ パリ、ココ・ロシャと愛娘もキャットウォークに【2018春夏クチュール】

FASHION HEADLINE / 2018年2月3日 17時0分

ゴルチエ パリ2018春夏コレクション

© P. Stable
ジャン=ポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)によるゴルチエ パリ(GAULTIER PARIS)は、本社パーティールームで2018年春夏クチュールコレクションを発表した。今シーズンは、ゴルチエが最初に師事したピエール・カルダン(Pierre Cardin)にオマージュを捧げており、95歳の生ける伝説である本人も来場。またゴルチエのアシスタントだった、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のレディース アーティスティック・ディレクター、ニコラ・ジェスキエールも登場して話題となった。

60年代からインスパイアされた、ブラック&ホワイトを中心にしたシリーズでスタート。両面が色の異なるダブルフェイス素材をカットし、裏面を表に出すことで色のコントラストを見せるテクニックを多用。フリンジを編んだ布で仕立てたジャケットや、プリーツリボンを全面に縫い付けたドレス、コードを全面に縫い付けたスーツなど、細長い素材をあしらった独特の素材使いが目を引いた。

バイアス状にカットしたパーツをあしらったドレスは、60年代のアヴァンギャルドな雰囲気を醸し出し、ベニテングダケを思わせるプリントのドレスは、サイケデリック時代の狂騒を彷彿。ブラック&ホワイトのキネティックモチーフを用いることでトリップ感は増していき、ゴールドの輝きを加えることでアフリカを思わせるドレスも登場。

最後は、ここ最近必ず登場するモデルのココ・ロシャ(Coco Rocha)が、娘と共にランウェイに登壇。毎シーズンのことではあるが、ハッピーな空気感いっぱいのフィナーレとなった。

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