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ユイマ ナカザトが思い描く未来のクチュールを体感。六本木で展覧会開催中

FASHION HEADLINE / 2018年2月23日 15時0分

ユイマ ナカザト エキシビジョン―ハーモナイズ(YUIMA NAKAZATO EXHIBITION - HARMONIZE)


東京・六本木にある21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で、ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)と東レによる「ユイマ ナカザト エキシビジョン―ハーモナイズ(YUIMA NAKAZATO EXHIBITION - HARMONIZE)」がスタートした。今年1月、パリ・オートクチュールコレクションで発表された、ユイマ ナカザト2018年春夏コレクション、ユイマナカザトが独自に開発した革新的な衣服の生産システム、東レの環境配慮型人工皮革ウルトラスエードの最新作「ウルトラスエードPX(Ultrasuede®PX)」を使用した新プロダクトなどを紹介している。期間は2月25日まで。

今回のエキシビションは、ユイマ ナカザトが思い描く未来の装いとして、「ユニット」と呼ばれるパーツを組み合わせて、縫製なしで衣服を創り上げる製法により開発した、デザイン・サイズ・素材を自由に組み替えることができ、着る人全てに調和する衣服を体感できるもの。会場では2018年春夏コレクション11体中10体を始め、同ブランドが初めてパリでコレクションを発表した2016-17年秋冬と2017年春夏、2017-18年秋冬の3シーズンの代表作各1体を展示。「やがて衣服は一点物しか存在しなくなるでしょう」という同ブランドの想い描く未来の装いと、「ユニット」による服作りを紹介している。宇宙に着目したという2018年春夏コレクションでは、植物由来の原料を使用したサスティナブルな素材であり、裁ち切り裁断が可能で、均質性や安定性を備え、興行的生産性にも優れた「ウルトラスエードPX」を基本素材として採用するとともに、廃棄されたパラシュートやエアバッグなどを世界中から集めて一度解体し、最先端の技術と職人技によって再構築することで制作している。


また、2月から発売した「ユニット」によって作られたライダースジャケット2体とそのカスタマイズ、「ウルトラスエードPX」の素材とそのオプション、さらに3Dスキャナやコンピュータ、レーザーカッターなども展示することで、生産システムや考え方をよりわかりやすく紹介している。

トークセッションで中里唯馬は「一方通行ではない、どんどん組み換えることで長く着続けられるし、縫製がなくなることでコストの安い国に生産が流れることもなくなる。未来を考えることは楽しい。今回のエキシビションが新しいプラットフォームのスタートになると信じている」などと話した。
中里唯馬


【イベント情報】
「ユイマ ナカザト エキシビジョン―ハーモナイズ(YUIMA NAKAZATO EXHIBITION - HARMONIZE)」
会期:2月21日~25日
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
住所:港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内
時間:10:00〜19:00 (入館時間は18:30まで)
休館日:火曜日、年末年始、展示替え期間

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