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瀬戸内国際芸術祭2022・夏季会期開催中。台湾の出展アーティスト、王文志らが会場で直接制作

FASHION HEADLINE / 2022年8月26日 15時0分

8月5日に開幕した「瀬戸内国際芸術祭2022」夏季会期。台北駐日経済文化代表処台湾文化センターのサポートの下、台湾の著名なアーティストである王文志(ワン・ウェンチー)と王徳瑜(ワン・テユ)が訪日し、会場で制作に取り組み、作品を完成させました。

『ゼロ(歸靈)』の作者の王文志氏(左3)と大江正彦・小豆島町長(右3)『ゼロ(歸靈)』の作者の王文志氏(左3)と大江正彦・小豆島町長(右3)
近年は、新型コロナウイルスの影響により、国際間の移動や芸術文化交流が制限されてきたが、今年4月の日本のビザ発給緩和を受け、台湾の2名のアーティストが直接会場で制作することが可能になりました。

今回、王文志は5回目の出展となり、現地の竹を用いた台湾文化の要素が詰まった大きな建物『ゼロ(歸靈)』を制作。作品には心身ともに自然と一体化し、原始に近い地球に戻れるようにという思いが込められています。

 香川県小豆島町に展示されている『ゼロ(歸靈)』香川県小豆島町に展示されている『ゼロ(歸靈)』

同芸術祭に初出展した王徳瑜の作品『No.105』は、針金工場と道路建設用の倉庫だった場所に3つの空気がふくらむインスタレーション(巨大なバルーンのようなインスタレーション)を設置し、海中にいるような感覚が体験できる。作品にはリサイクルした工業材料を用いており、この空間の過去の歴史と持続可能な環境の精神を表現しています。


王徳瑜氏(右1)の作品『No.105』王徳瑜氏(右1)の作品『No.105』

瀬戸内国際芸術祭は、2010年よりトリエンナーレの形式で3年に1度開催されており、これまでに約422万人が来場した。今回は4月14日から11月6日まで、春、夏、秋の三季に分かれて開催され、33カ国から184組のアーティストが出展している。


「瀬戸内国際芸術祭2022」
【会期】
春:2022年4月14日[木]—5月18日[水]35日間
夏:2022年8月5日[金]—9月4日[日]31日間
秋:2022年9月29日[木]—11月6日[日]39日間
合計 日数|105日間

【開催地】
直島 / 豊島 / 女木島 / 男木島 / 小豆島 / 大島 / 犬島 / 沙弥島[春のみ] / 本島[秋のみ] / 高見島[秋のみ] /粟島[秋のみ] / 伊吹島[秋のみ] /
高松港・宇野港周辺 / 広域・回遊

主催:瀬戸内国際芸術祭実行委員会
会長:浜田恵造[香川県知事]
名誉会長:真鍋武紀[前香川県知事]
副会長:泉雅文[香川県商工会議所連合会会長]大西秀人[高松市長]
総合プロデューサー:福武總一郎[公益財団法人福武財団理事長]
総合ディレクター:北川フラム[アートディレクター]

https://setouchi-artfest.jp/

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