ロンドン市街上空にミステリアスな球体が出現!? 英国最大、光の祭典「ルミエール・ロンドン」
FASHION HEADLINE / 2018年2月28日 16時0分
イギリス・ロンドンの街中がイルミネーションやライトを用いたアート作品で埋めつくされる祭典「ルミエール・ロンドン(Lumiere London)」。数多くのインスタレーションが街を照らす中、多くの人々が足を止めて見入っていたのが「オリジン・オブ・ザ・ワールド・バブル(Origin of the World Bubble)」と名付けられた本作品だ。
インスタレーションが展示されたのはオクスフォード・サーカスの交差点の上空。ルミエール・ロンドン開催中、エリアは歩行者天国となった。直径11メートルの大きな球体を吊り上げ、それにプログラミングされたサイケデリックで幾何学模様的なパターンを次から次へと映し出すという本作品、手がけたのはミゲル・シュバリエ(Miguel Chevalier)。シュバリエはメキシコ出身のアーティストで、既に30年以上パリを拠点として活動している。活動のかなり早い段階からコンピューターをアーティストの表現の一つとして着目してきた。多数のデジタル作品を生み出してきており、世界中のアート・センターやギャラリーでインスタレーションを行ってきたそうだ。
細胞の一つひとつが増えたり分かれていったり、交わったりする速さを変化させその様子を球体に映し出すこの作品は、生物学や微生物、離散系計算モデルと呼ばれるセルラーオートマタの世界からインスピレーションを受け作られたという。オーガニックな世界とピクセルで作られた世界が交わり、常に変わり続ける全く新しい「テクノロジカル・バロック」と呼ばれる世界を表現している。残念ながらルミエール・ロンドンは1月18日から21日の開催だったため既に終了しており作品を見ることはできないが、記録されたビデオを見るとその異世界感と引き込まれる色彩に多くの人々が楽しんだことが確認できる。
※本記事は (引用元: http://www.miguel-chevalier.com/fr)に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
PARCOが主催するART&CULTUREの祭典<P.O.N.D. 2024> PARCO MUSEUM TOKYOにて開催決定!
PR TIMES / 2024年9月18日 15時45分
-
Onitsuka Tigerアートギャラリープロジェクト Tiger Gallery (TM)国内外で活躍する鬼頭健吾・大庭大介・ 名和晃平 による 展覧会 「 F LARE 」 を開催
PR TIMES / 2024年9月13日 17時45分
-
映画監督・アーティストである石原海の個展「激雷」をGallery & Restaurant 舞台裏にて2024年10月17日(木)より開催
PR TIMES / 2024年9月12日 13時0分
-
【銀座 蔦屋書店】アニメーター米山舞と現代美術家ヤノベケンジの共同制作作品《SUN SEEKER》を、8月30日(金)より開催するイベント「ART SESSION」にて初公開。
PR TIMES / 2024年8月28日 18時15分
-
発酵文化芸術祭 金沢―みえないものを感じる旅へ | 2024年9月21日より金沢21世紀美術館と地域の醸造蔵を舞台に開催
PR TIMES / 2024年8月23日 15時15分
ランキング
-
1小泉進次郎を称賛し、自民党に投票するのは「レベルが低い」から? 知的エリートが陥りやすいワナ
オールアバウト / 2024年9月19日 21時15分
-
2なぜ「肌の接触」が必要なのか? ハグやマッサージが幸福感をもたらす理由
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月19日 17時50分
-
350代から急増する薄毛の悩み!薄毛危険度チェックで確認&早めの対策を
ハルメク365 / 2024年9月19日 16時0分
-
4「特需」に沸き立つ日本の港湾用クレーンメーカー…米中対立の余波で“棚ボタ”ウハウハ(重道武司)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月19日 9時26分
-
5「血糖値」下げるつもりが、じつは無意味な習慣4つ 「健康的な面」だけにフォーカスを当ててもダメ
東洋経済オンライン / 2024年9月16日 15時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください