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ディオール、モード激動時代への回帰【2018-19秋冬ウィメンズ】

FASHION HEADLINE / 2018年3月8日 10時30分

ディオール2018-19年秋冬ウィメンズコレクション

アーティスティック ディレクター マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)によるディオール(Dior)が2月27日、パリのロダン美術館に設置した特設テントを会場に2018-19年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。

今シーズンは1960年代の社会的ムーヴメントとなった概念「ユースクエイク(Youthquake)」をキーワードに、ディオールらしいクチュールテイストと繊細な手作業を散りばめて、今まで以上に若々しいディオール像を描いて見せた。

ユースクエイクという言葉は、1960年代に『ヴォーグ(VOGUE)』の編集長、ダイアナ・ヴリーランド(Diana Vreeland)が編み出したことで知られ、当時の若者による文化・社会・政治的な変化を意味し、昨年はオックスフォード辞典による流行語にも選ばれている。ユースクエイクという言葉が生まれてからおよそ50周年を迎え、コレクション全体に変化や革新などの積極的な意味合いを加えているのが特徴。

しかし、社会運動にまつわる堅苦しさは無く、ヒッピーカルチャーやフラワーチルドレンを彷彿とさせる色鮮やかなフラワーモチーフやパッチワークを用いて、ハッピーでポップな印象にまとめている。特にパッチワークは今シーズンのキーモチーフで、新しいプリントとしての位置付け。アイコンである「バー」ジャケットにオーガンザのスカートをコーディネートしたり、エスニックテイストの刺繍を配したりで、マリア・グラツィア・キウリらしさも健在だ。

各アイテムの持ち味を凝縮させたような華やかなバッグは、ビーズと色糸で隙間無く刺繍されてゴージャスさを極めている。また90年代半ばに大ヒットしたサドルバッグも復活。変わらず、アクセサリーからも目が離せない。


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