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人と人をつなぐ「おべんとう」に着目した参加体験型の展覧会、東京都美術館で開催

FASHION HEADLINE / 2018年7月4日 19時0分

森内康博は、中学生が親の手を借りず自分でお弁当を作る様子を子どもたち自身がドキュメンタリー映像にするワークショップを行い、そのプロジェクトを映像作品として展示する。

マライエ・フォーゲルサング《intangible bento》イメージスケッチ

私たちの慣れ親しんだお弁当を、普段とは違う視点で捉える参加型作品も紹介。この分野の第一人者でもあるオランダ在住のイーティング・デザイナー、マライエ・フォーゲルサングは、お弁当の「触ることや見ることができない」側面、例えば人と人とのつながりや記憶、その未来像などを、生き生きとした物語として表現し、その物語に来館者を誘う。

北澤潤は、お弁当を「箱」と「布」によって自由にコミュニケーション空間を創出するツールとして捉え、美術館の中に、お弁当の「おすそわけ」マインドを考える『おすそわけ横丁』という異空間を作り出す。来館者自身が、よくみて、考え、お弁当を再発見することができる実験室のような空間が出現する。

北澤潤《FRAGMENTS PASSAGE -おすそわけ横丁》イメージスケッチ 2018年
この他、宴などの共食の場で使われたユニークなデザインが施された江戸時代のお弁当箱や、食べる状況に応じてデザインされたひとり分のお弁当箱、そして世界のお弁当箱を展示。目的に合わせてデザインされたプロダクトとしてのお弁当箱に注目する。

関連イベントとして、こどもたちのために閉室日を特別にオープンし、親子でゆったり楽しめる「キッズデー」や、アーティストと一緒に同展を楽しむプログラムも開催される。大人もファミリーも楽しい、見る・聞く・触れる、参加体験型の展覧会で、「おべんとう」が生み出す人との繋がりを感じてみては。

【展覧会情報】
BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン
会期:7月21日~10月8日
会場:東京都美術館 ギャラリーA・B・C
時間:9:30〜17:30、金曜日9:30~20:00(ただし7月27日、8月3日、10日、17日、24日、31日はサマーナイトミュージアムにより21:00まで)※入室は閉室の30分前まで
料金:一般800円 大学生・専門学校生400円 65歳以上500円 団体(20名以上)600円 高校生以下無料 ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料、この他割引の詳細は特設サイト(bento.tobikan.jp)にて
休室日:月曜日(ただし8月13日、9月17日、24日、10月1日、8日は開室)、9月18日、25日


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