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俳優・浅野忠信が描いたデッサンや漫画のドローイング700点が公開に! ワタリウム美術館で「浅野忠信展」

FASHION HEADLINE / 2018年11月22日 10時0分

「TADANOBU ASANO 3634 浅野忠信展」がワタリウム美術館にて開催

俳優の浅野忠信が描いたドローイング700点を紹介する展覧会「TADANOBU ASANO 3634 浅野忠信展」が、ワタリウム美術館にて12月7日から2019年3月31日まで開催される。

©Tadanobu Asano
浅野忠信がドローイングを描き始めたきっかけは、2013年に中国で撮影された映画『羅曼蔕克消亡史』(2016年、中国にて公開)の隔離された長い待ち時間だったという。映画の台本やスケジュール表の裏、ホテルのロゴの入ったメモ帳、薬袋などにボールペンで描き始め、現在まで5年間、その数は3,634枚という膨大なものになり、さらに続いている。一部は本人のSNSでも公開されている。

同展では、浅野自身が描いた、ハードロック的なものから、デッサン、落書き、漫画、アメコミ、抽象など多岐にわたるドローイング700点を紹介。溺れてしまいそうなドローイングの海に浸かり、その中を泳ぐように鑑賞してみると、不思議なことに浅野の些細な心の変化や思惑を感じることが出来る。ドローイングというのは、描いた人の思考の軌跡をたどりながら、見る側もそれををたどることが出来る面白さがある。

撮影までの時間を潰すことから始まったドローイングが、頭を切り替える散歩のような役目をもっただろうし、さらにシュールレアリストが美しさを意識しないように考え出したオートマティスム(自動記述)のようにもなっていったに違いない。60年代のアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)が第一ファクトリーで頭が吹っ飛ぶくらいのサウンドの中で作品を制作していたことをも喚起させる。

浅野は絵を描くプロではないが、日本屈指の特異な表現者の思考を絵の中に垣間見るとき、実は人間がどこにでもいける自由をもっていることに驚かされ、大きな勇気をもらうだろう。

【イベント情報】
TADANOBU ASANO 3634 浅野忠信展
会期:12月7日~2019年3月31日
会場:ワタリウム美術館
住所:東京都渋谷区神宮前3-7-6
時間:11:00~19:00(毎週水曜日は21時まで)
料金:大人1,000円 学生(25歳以下)800円 小中学生500円 70歳以上700円
※ペア券は大人2人1,600円、学生2人1,200円
休館日:月曜日(12月24日、1月14日、2月11日は開館)、12月31日から1月3日

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