【OL食事情at 14:00PM】パリと東京をつなぐ、日本茶サロン。浜町「サロン・ド・テ パピエ ティグル」
FASHION HEADLINE / 2019年1月25日 17時0分
東京23区の東側。東日本橋や清澄白河をはじめ、近頃話題のこの東東京エリアは、新旧の価値観が重なる、多様な表情を持った場所。
FASHION HEADLINE読者のOL(おしゃれレディ)へ、今月はそのエリアの町の一つ、浜町で見つけた新たな価値観。東京とパリの交差点をご紹介します。
トラマークがアイコンの「パピエ ティグル(PAPIER TIGRE)」は、パリを拠点に、ノートや手帳、包装紙など紙を中心とした文房具等をデザインしているプロダクトブランド。カラフルなグラフィックや手触りの良い紙、使ってみて気がつく遊び心溢れるアイデアに、きっと心掴まれたことがある人も多いはず。2017年9月、その国外初のお店が浜町にオープンし、現在はパリと東京、2店の直営店を営んでいます。
東京の店構えは、深い緑色の暖簾が目印。ここの一角には、広いカウンター式の日本茶サロン「サロン・ド・テ パピエ ティグル(salon de thé PAPIER TIGRE)」が併設されています。
東京にお店を構える際に、パピエ ティグルの本国パリのデザイナーたちが、日本らしいおもてなしを、という思いを込めて設けられたサロン。ここでは、茶釜で沸かしたお湯から丁寧に煎れた日本茶をいただけます。
茶葉へのこだわりもひとしお。PNT(Pepole and Tea)という、日本各地の有機栽培の茶葉農家を訪ね直接契約していった大変希少な日本茶のみを厳選したブランドの4種を毎週セレクト。そのなかから選んで愉しめます。色とりどりの茶筒は、各茶葉の香りや味わいを表していて、苦味や甘み、深みや清涼感、それぞれ全く異なるそう。
茶葉を計って、茶釜からお湯を注ぎ、丁寧に抽出されたお茶。静かな空間に、湯気が立ち上る様子と、窓から差し込む陽の光。心地よい暮らしに必要な、少しのゆとりがここにはあるようだ。お店は木造2階建ての建物。かつて印刷屋や飲食店だったという頃からある天井の梁が、当時の面影を残したまま、時代の流れを静かに見つめています。
そんな空間で本日は、急須で3煎いただける「本日の3煎茶」と、お茶請けには玉栄堂という、浜町のお隣、人形町にある和菓子屋さんのどら焼きをいただきました。本日の3煎茶(780円)。茶葉はPNTのNo.12宮城農園「花ほうじ」
玉栄堂のどら焼き(280円)。四季折々に浜町界隈の人気のお店のお菓子を取り寄せています。
少し甘い気分の時には、ほうじ茶ラテや抹茶ラテを味うのも良いでしょう。グラスにたっぷりと入ったミルクと、ほうじ茶シロップが混ざり合うのを楽しみながらお茶の風味を味わう、また違った贅沢を。
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