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RÄTHEL & WOLF:大注目! 噂のニューカマーな7ブランドvol.4【EDITOR'S PICK】

FASHION HEADLINE / 2019年2月4日 14時0分

RÄTHEL & WOLF:大注目! 噂のニューカマーな7ブランドvol.3【EDITOR'S PICK】

編集部の心をきゅんと掴んだ、7つのニューカマーブランドをピックアップしてご紹介。第4弾は、“ピアスホールがなくても身につけられる”コンテンポラリージュエリーで一躍話題になった「ラッツェル アンド ウォルフ(RÄTHEL & WOLF)」。


RÄTHEL & WOLF





RÄTHEL & WOLF Spring Summer 2019コレクション「SINN(センス)」より




ロンドンのロイヤルカレッジオブアート出身のデザイナー、サリ・ラッツェル(Sari Rathel)とリカルダ・ウォルフ(Ricarda Wolf)の2人が手掛けるジュエリーブランド、ラッツェル アンド ウォルフ。

単なる、今流行のシンプルなジュエリーではなく、“身に付けるコンテンポラリーアート”と呼ぶにふさわしいクリエイティブなコレクションを展開。身体と調和して新たなイメージをみせてくれるニュージュエリーだ。中でも、ピアスホールがない人も身に付けることが出来る仕様のイヤーアイテムは業界でも注目度が高く、張力式やクリップ式、引っ掛けるように着用する構造で、これまでに見たことがないフォルムを実現している。











身体に直接感応するラッツェル アンド ウォルフのクリエーションは、既存のジェンダー・アイデンティティや身体に関する認識を通して、ジュエリーデザインへの慣習を覆し、新たな可能性を見出すフォルムのデザインを探求することが根底にある。

2人が、デザインに携わることに対する愛情は、建築、アート、ファッションの分野での様々なプロジェクトを通した表現からも見て取れる。 デビューから数シーズンを経て、彼らはデザイナーのポーラ・クノール(Paula Knorr)とのコラボレーションを行い、彼女のコレクションのステートメントともなるジュエリーピースを製作した。 昨今では、2018年のグラミー賞で歌手のイヴ(Eve)がジュエリーを着用したり、ロンドンファッションウィークでプレゼンテーションを行いエリザベス女王に称賛されるなど、期待はもちろん、着実に実力をみせている。










2019年春夏のコレクションは、ドイツ語の 「SINN(センス)」という言葉をインスピレーション源に、フィーリングや感覚、知覚の概念に駆り立てられ、身体と装飾を馴染ませるようにマテリアルをデザイン。急速に出現した危険を伴うようなテクノロジー、人工器官や肉体の再生、急激な延命、精神転送、そして人体の冷凍保存などを通し、”肉体”の再定義を引き起こしているポストヒューマン(仮説上の未来の種や、人類進化)のアイディアを表現したものだ。

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