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優雅な素材とディテールへの最大限のこだわり。ベルルッティが2023年春夏コレクションを発表

FASHION HEADLINE / 2023年1月10日 19時0分

花の都からナンタケットのビーチへ。コモ湖畔から上海へ。シドニーからメノルカ島の紺碧のビーチへ。イタリアに起源を持つパリのメゾンである、ベルルッティの 2023 年春夏コレクションは、陽光に満ちた快晴の日々を称えます。


レザーや色とりどりのパティーヌといったシューメーカーとしてのメゾンの歴史を踏まえつつ、さりげなく柔軟に、リラックスした手法で、ベルルッティのウエアやシューズ、レザーグッズのアイコンに光を当てること。こうしたディレクションのもと、2023 年春夏コレクションはエレガントでコンテンポラリーなルックを展開。ファブリックからアクセサリー、モチーフ、色づかいやテクスチャーにいたるまで一貫して、確かなシルエットと機能性をもちあわせたワードローブを描き出しています。優雅な素材とディテールへの最大限のこだわりは、今シーズンも変わらずベルルッティが追求し続けているものです。


世界各地のお客様に向けて、リネンのスーツ、カシミアダブルフェイスのブレザー、テーラードパンツ、ハリントンジャケット、フライトジャケットやスリーブレスパーカといったアイテムがラインアップ。そのすべてに、ベルルッティらしいデザインコードが息づいています。パティーヌはもちろんのこと、たとえばポケットのフラップ裏側にさりげなくあしらわれたスクリットや、バッグ〈アンジュール〉と同じジップの引き手など。特筆すべきは、メゾンのシンボルともいえるスクリットのバリエーションです。シューズやレザーグッズにのみ用いられてきた手書きのカリグラフィーですが、今ではボンバージャケットやフーデッドパーカのヌバックレザーにも用いられ、さらにウィンドブレーカーやフィールドジャケットにはプリントやジャカードで、ポロシャツには織りで、シャツには刺繍で表現されています。


レザーグッズでは、〈プルミエジュール〉〈ヴィアッジョ〉〈エミーオ〉〈ニノ デュオ〉といったバッグが、オリーヴ、アヴェイロ、テラ・ディ・シエナと名付けられたシーズナルのパティーヌで彩られます。なかでも、ブリーフケースの〈グリニッジ アンディ〉がカカオ・インテンソにパティーヌされたヴェネチアレザーで初登場。その特徴は、オルガ・ベルルッティがアンディ・ウォーホルのために生み出したアイコニックなローファー〈アンディ〉のシルエットとディテールにインスピレーションを受けている点です。シューズに用いられているサドルやステッチが、バッグのフラップやハンドルのデザイン、エッジの処理などに踏襲されています。また、取り外し可能なストラップにより、手持ちでも肩掛けでも使用できます。

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