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伊勢丹メンズにDJブース常設。Spotifyとも連動したカルチャーの発信拠点を新設

FASHION HEADLINE / 2019年2月27日 12時40分

伊勢丹新宿店メンズ館が3月16日、15年ぶりに大規模な全館リモデルを実施しグランドオープンする。これに先駆け2月27日、2階のメンズクリエーターズフロアが先行オープンした。

これまで、さまざまな国内外からニューなブランドを発掘し、先鋭的ファッションの提案を行ってきた同フロアは、ファッションというカテゴリーだけには止まらず、アート、音楽、カルチャーなど多角的に新しい“クリエーション”をクローズアップしていく構成へと進化を遂げた。



バレンシアガ(BALENCIAGA)の初のメンズストアや、オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)、コーナー コム デ ギャルソン(CORNER COMME des GARCONS)、トム ブラウン(Thom Browne)などのショップインショップや、フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)、ハトラ(HATRA)、ナマチェコ(NAMACHEKO)、ギャルソン インフィデレス(GARÇONS INFIDELES)といった、気鋭のファッションセレクトはさることながら、そのなかでも新設された音楽カルチャーの発信拠点となる「コミュニケーションスペース」と、アート作品の展示・販売を行う「アート アップ」は、これまでの概念を打ち崩すような自由なムーブメントの予感を感じずにはいられない。


コミュニケーションスペースでは、実店舗というリアルな場があるからこそ生まれる交流の場として、“カルチャー好きの溜まり場”のようなスポットとなることを目指し、音楽を中心としたカルチャーを発信していく。広いカウンターにはDJブースを設置。バックには大型ディスプレイも設け、週末にはさまざまなアーティストによるDJイベントなどが開催される予定となっている。また、グランドオープンに合わせて、音楽ストリーミング配信サービスを提供する「Spotify」とタッグを組み、同フロアの世界観を表現したオリジナルのプレイリストを作成。このプレイリストへアクセスできる特別なカードをフロアで配布し、ファッションとともに音楽も持ち帰ってもらえるような企画を第一弾として実施している。今後もSpotifyとは、ファッション×音楽を新しい形で楽しめるようなコンテンツを予定している。




フロアには、2ヶ所のプロモーションスペースも設置。ブランド×アーティストやクリエーターをフィーチャーする「パビリオン」では、現在ギャクソウ(GYAKUSOU)のポップアップを展開中。またその向かいのプロモーションスペースでは、ヘロン プレストン(HERON PRESTON)のポップアップが行われている。


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