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伝統的な螺鈿細工を現代的なデザインで演出した、クレドールの新作アートピースコレクション

FASHION HEADLINE / 2023年1月20日 11時0分

セイコーウオッチ株式会社は、<クレドール>のArt Piece Collection(アートピースコレクション)より、漆塗りダイヤルに螺鈿細工を施した数量限定モデルを、2月10日より発売いたします。



高度な漆芸の技とコンテンポラリーデザインを組み合わせた新表現
デザインテーマは「流星螺鈿」(りゅうせいらでん)。漆芸家、田村一舟氏の技により、漆黒の夜空に無数の星が流れる情景をダイヤルに描写。伝統的な螺鈿細工を、現代的なデザインで演出したモデルです。無数の星が放射状に流れる流星群を、螺鈿の貝特有の様々な色の輝きによって鮮やかに表現しています。使用している貝の幅は僅か0.2mm。先端加工技術と手業を駆使して、極細にカットしました。

時目盛となる螺鈿には、漆黒のダイヤルに際立つ明るい輝きを持つ白蝶貝を採用し、視認性にも配慮しています。その他の螺鈿には様々な色を放つ夜光貝を使用し、夜空に煌めき消えゆく流星の、はかない輝きを表現しています。職人の手作業による精緻な技を、存分にお愉しみいただけます。


高級機械式時計にふさわしい極薄ムーブメント



ムーブメントは、厚さわずか1.98mmの極薄メカニカルムーブメント「キャリバー6890」を搭載しています。68系ムーブメントは国産最高級ドレスウオッチのために、時計としての性能のみならず工芸的な価値や美しさを追求して開発されました。雫石高級時計工房(※1)において、高度な技能を有する時計師が一貫して組立・調整からケーシングまで手掛けています。一つひとつの部品の形状補正やアガキ(部品と部品の間に必要な隙間)調整に100分の1mm単位の精度が求められるため、時計師の手先の感覚のみで最終的な仕上げを行います。一人の熟練時計師でも一日にわずか1個から2個しか組み立てられない、少量生産のムーブメントです。シースルーバック仕様の裏ぶたからは、深く鮮やかなブルーが印象的なテンパー仕上げ(※2)のねじを採用した、その美しいムーブメントをお愉しみいただくことができます。

クレドールは、日本人の感性と精緻を極めた技術により、豊かな個性を持つ高級ドレスウオッチのブランドとして1974年に誕生しました。フランス語で「黄金の頂き(CRÊTE D’ OR)」を意味する名前に相応しく、ムーブメントから細かな部品のひとつひとつに至るまで、厳選された素材に名工の技術を注ぎ込み、その美しさと品質を守り続けています。

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