資生堂、横浜の新研究拠点にマイコスメがつくれる体験エリアをオープン、カフェも併設
FASHION HEADLINE / 2019年4月4日 10時0分
資生堂は、横浜みなとみらい21地区に建設した新研究開発拠点「資生堂グローバルイノベーションセンター(GIC)」を本格稼働させ、都市型オープンラボ「エスパーク(S/PARK)」として開業する本施設のうち、一般の人も入れる1階と2階のコミュニケーションエリアが4月13日にオープンする。
地上16階、地下1階からなる同施設は、消費者と研究員の交流や、取引先や国内外の外部研究機関とのコラボレーションを行う都市型オープンラボ。新オフィス設計や優れた研究設備で柔軟で多様な働き方を生み、研究員の自由で新しい発想を促すなど「多様な知と人の融合」を実現し、これまでにない価値を生み出す施設となる。
4月13日にオープンする1階と2階のコミュニケーションエリアは、プロデュースをORANGE AND PARTNERSの小山薫堂、デザインをnendoの佐藤オオキが担当。1階の「S/PARK Beauty Bar」では、研究員と美容部員による肌の解析で、肌を健やかに保つ自分だけのスキンケアサービスを体験することができ、一人ひとりの肌や好みに合わせた「マイコスメ(化粧水・乳液)」をつくることができる。
同じく1階の「S/PARK Studio」は、資生堂ランニングクラブのノウハウが生かされたランニングやウォーキングのプログラム、GIC独自のメソッドに基づいた美しくなるためのプログラムなどが行われる室内スタジオと、ランステーションを擁したスタジオ。また、資生堂パーラーが運営する、毎日の気分や体調に合わせて自由に食事を楽しめるカフェ「S/PARK Cafe」も1階にオープン。“野菜中心の”という意味の“ベジセントリック”をコンセプトに、バランスの良い食事が提供される。
2人で顔立ちの変化が体験できるデジタルタイムマシーン「BEYOND TIME」も1階に設置。モニターに映る親子の年齢が逆転したり、夫婦で年齢を重ねてみたり、リアルタイムで顔立ちのエイジングシミュレーションをするこのマシーンでは、年齢が自由になると人と人のコミュニケーションはどう変化するのか、資生堂のエイジングサイエンスが体験できる。この他、ソニーが独自開発した、極めて微細なLED技術を用い高い画質と没入感のある映像表現を実現する「Crystal LEDディスプレイシステム」による16Kディスプレイを壁一面に展開。ここでしか観られない映像体験を提供する。
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