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【ルック】NigoによるKENZO 2023年秋冬ウィメンズ、メンズを発表

FASHION HEADLINE / 2023年1月31日 11時0分

KENZO BY NIGO 2023年秋冬コレクション

文化、世代、スタイルを超えて構成されたダイナミックなワードローブ。KENZO 2023年秋冬ウィメンズ、メンズのショーで、アーティスティックディレクターNigoは自身の世界観と高田賢三のレガシーとの類似点と相違点両方に着目しました。このコレクションでは同時に、彼が長年イギリス、アメリカ、日本のストリートカルチャーの相互作用へ対し感じていた魅力を探求するものでもあります。メゾンに対する包括的なビジョンを洗練ささせながら、自身の受けた影響をアーカイブのバックボーンに基づき構築します。


サル・プレイエルでは1966カルテットがスウィンギングの60年代に始まった、ジャンルを超えた折衷主義を反映してビートルズを弦楽器で演奏します。彼の膨大なビンテージウエアのアーカイブの大部分は当時のロッカーとモッズワードローブに捧げられており、1970年生まれのNigoにとって基本的な時代でもあります。そのスピリットは、Hunterとのコラボレーションで表現された英国のカントリーウエアの研究へと進化します。そしてそれはNigoのキャリアに絶え間なく影響を与えてきたヴィヴィアン・ウエストウッドのレガシーを反映しています。それらを形成する要素は1980年代の高田賢三の“生きる喜び”と KENZOでのNigoの構造的枠組みを支える伝統的な日本の構造と本物のアメリカのワークウエアとの対話によって支えられています。



シルエット
1960年代の若者に合わせたモッズスーツのシルエットで襟のないチュニックジャケット、テーパードパンツ、ミニスカート。これらは1980年代の高田賢三の作品やBボーイのカルチャーを反映した自由なスーツの形、そして伝統的な日本の構造まで網羅します。ここでNigoは西洋の文脈と日本の武道着の言語を融合させ、ワークウエアのシルエットに対話を呼び起こします。武士の装からなる剣道着は、Nigoが学生時代に必修で受けた授業で見たもので、Y字型のジャケットクロージャーやボリューミーなボックスプリーツの袴を日本のデニムで解釈しました。


Hunterとのコラボレーションで見せるアウトドア中心の原型は伝統的な国のワードローブをアメリカのワークウエアを鑑みながらも英国原産のキルトシルエットも思い起こさせます。ティアードとフリルのスリップドレスは1980年代の高田賢三スタイルへのオマージュです。


テーマとモチーフ
今コレクションでNigoは東洋と西洋両方のレンズを通し、KENZOプリントのアーカイブを数多くリワークしました。1980年代のブロークンスライプがモチーフのダズルストライプには、チェック、タータンチェック、マイクロフローラル、フラワーストライプ、バトンストライプなどに反映されたパンク調のアンダートーンを。

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