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横浜のそごう美術館で「不思議の国のアリス展」今秋開催。ルイス・キャロルのスケッチや草間彌生らの作品を公開

FASHION HEADLINE / 2019年5月9日 12時0分

そごう横浜店6階のそごう美術館では、「不思議の国のアリス展」を9月21日から11月17日まで開催する。

ルイス・キャロル 《切手ケース》 1890年 紙
Lewis Carroll, The Wonderland postage stamp case. The Rosenbach, Philadelphia

『不思議の国のアリス』は、1865年に初版が出版されてから150年以上が経ち、すでに170を超える言語に翻訳され、その発行総部数は1億部とも言われる世界的ベストセラー。今回開催となる「不思議の国のアリス展」は、貴重な原画展示はもちろん、充実のコラボレーション企画まで、アリスの不思議な世界を多角的に楽しめる、これまでにない展覧会となる。

会場では、この名作の原点である著者ルイス・キャロルの貴重な自筆スケッチが日本初公開。初版本の挿絵を描いたジョン・テニエルの原画も展示し、物語の原点に迫る。さらに、『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』2つの物語をめぐる、絵本作家や挿絵画家など世界で活躍する7名のアーティストが描く「アリス」作品が並ぶ。

草間彌生 《毒きのこ》 1990年 シルクスクリーン/紙 松本市美術館所蔵
また、書籍にとどまらず、映画やアニメーション、音楽や舞台などさまざまな分野で愛されている『不思議の国のアリス』は、現在でも多くのアーティストたちが創作意欲を刺激され、新しい「アリス」が誕生している。同展では、過去から現在までの多種多様な「アリス」作品を一堂に集め、この物語に新しい表現を加えたアーティストたちの作品群を展観。同展のために新作を制作したエリック・カール、舘鼻則孝、anno labをはじめ、草間彌生ら各アーティストが生み出すさまざまな「アリス」を通して、現代でも色褪せない不思議な魅力を紹介する。アリスをテーマに約200件の古今東西の作品が織りなす不思議な世界は、本展覧会ならではの貴重な機会となる。

さらに、「ハードロックカフェ」とコラボしたオリジナル限定ピンバッジ付き前売券(税込3,000円)や、女性に大人気のコンセプトショップ「水曜日のアリス」とのコラボ・グッズ、伊沢拓司を中心とした東大発の知識集団・QuizKnock制作のオフィシャルブック(1,000円)、そして、声優の平田広明とQuizKnockによる2種類の音声ガイドなど、作品鑑賞の枠を超えた楽しみも登場する。

【展覧会情報】
不思議の国のアリス展
会期:9月21日~11月17日
会場:そごう美術館
住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店6階
時間:10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)※最終日11月17日は10:00~17:00(入館は16:30まで)
料金:大人1,500円(1,300円)、大学・高校生800円(600円)※税込、(  )内は前売及び20名以上の団体料金、障がい者手帳各種の所持者及び同伴者1名は入館無料
会期中無休

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