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ジャガー・ルクルトが「レベルソ・トリビュート・スモールセコンド」を4つのバリエーションで発表

FASHION HEADLINE / 2023年3月28日 15時0分

ピンクゴールド/ブラック

スライド式反転機構のため、レベルソのケースは時計製造において最も複雑なケースの一つです。そのことが、新しいレベルソ・トリビュート・スモールセコンドのケースを薄くするという課題の難易度をかなり高くしました。ケースは50個以上の部品(その内約40個の部品は反転式機構用)で構成され、マニュファクチュール ジャガー・ルクルトの専門家チームによってすべて製作され、手作業で組み立てられます。

シンプルなエレガンス レベルソ・トリビュートのダイヤル
サンレイ仕上げダイヤルの製作工程は緻密で繊細です。まず、ダイヤルの地金に亜鉛めっきを施してメタリックな輝きを与え、その下の真鍮を酸化から保護します。次に、細い金属製ブラシで非常に細い線がダイヤルの中央で正確に交差するサンレイパターンを表面に描きます。これにより、光がさまざまな角度からダイヤルに当たると、色合いが独特に変化します。最後に、ラッカー仕上げをダイヤルに施します。表面にニスを塗ってポリッシュ仕上げを施し、控えめな質感のサンレイ仕上げの効果を引き立てる柔らかな輝きを生み出します。

カラーダイヤルの場合、ラッカー仕上げは高度な技能が求められる複雑な工芸です。カラーラッカーを4層に塗布し、望ましい色の濃さや色合いを生みだします。続いて、半透明のラッカーを20層塗り重ねて視覚的な深みを与え、カラーを永久的に固定します。次の工程に進む前に、各層を手作業で塗布し、塗布ごとに理想的な熱と湿度の条件で乾燥させなければなりません。最後に、ニスを塗って鮮やかに仕上げてから鏡のように完璧なポリッシュ仕上げを手作業で施します。これにより、色を濃くして深みを与えます。

新しい2023年のダイヤルには、レベルソ・トリビュートの象徴的なデザイン要素(アワーマーカーが数字ではなく植字バーインデックスであり、12時位置はダブルインデックスである)がすべて取り入れられています。そのファセット加工が施されたフォルムは、ドーフィン針の形を引き立て、ダイヤルの表面にさらに深みを与えています。ダイヤルの下半分では、円を描くスモールセコンドのトラックがダイヤルやケースの直線的なデザインと対照を成しています。ダイヤルのサンレイブラッシュ仕上げと呼応して、ケースを反転させるとキャリアの内側にダイナミックなサンレイ仕上げのパターンを眺めることができます。

レベルソの伝統に忠実に、反転式ケースのメタル部分はパーソナライズに適したキャンバスになります。時計のオーナーは、自分だけの楽しみとしてこのパーソナライズを隠しておくことも、ケースを裏返して見えるようにすることもできます。

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