1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ファッション

Watches & Wonders 2023に登場したピアジェの驚くべき美の世界

FASHION HEADLINE / 2023年3月31日 19時0分

ピアジェが漕ぎ出す新しい創造の冒険。それは、タイムピースを心躍るモダンな芸術品へと変え、ジェットセッターを虜にした1960年~70年代のメゾンの革新的なスピリットに立ち返り、息を吹き込むという道を辿りました。バンジャマン・コマーCEOの指揮のもと、前衛的でアイコニックな過去のクリエイションを再解釈することで誕生したのは、まさに未来を感じさせる新しい輝きです。Watches & Wonders 2023に登場した新たな傑作の数々、そしてモダンな空間のデザインは、斬新な美意識、独創的な発想、そして熟練の技の間に生まれるピアジェの驚くべき美の世界を表現しています。

©Piaget 2023

Cultural Legacy ― クリエイティブな冒険が刻む新しい時
ピアジェは1969年のバーゼルフェアでウォッチ、ジュエリー、ファッション、コンテンポラリーデザインを大胆に融合させた「21st Century」コレクションを発表しました。先見性を感じさせる名前がついたこのジュエリーウォッチコレクションは、アーティスト、デザイナー、俳優、ミュージシャン、モデルなど、自由闊達で芸術的感性の高い人々、とりわけアンディ・ウォーホルを中心とするジェットセッターの心を捉えました。大胆でグラフィカルなオープンワークのカフウォッチ、贅沢な質感のゴールドチェーンのブレスレット、滑らかで深みのある色合いのオーナメンタルストーン、揺れ動く粋なソートワールウォッチなど、当時の流行を反映した「21st Century」のジュエリーウォッチは、1970年代を代表するピアジェのコレクションとなりました。

1874年にジュネーブ郊外の小さな村で創業したピアジェは、約150年という長い歴史を刻んできました。創業者ジョルジュ=エドワール・ピアジェのパイオニア精神は世代を超えて受け継がれ、1950年代後半には当時最薄となるムーブメントを開発。これにより、デザインの自由度が飛躍的に広がりました。1960年代、ヴァランタン・ピアジェはオートクチュールのショーからヒントを得るべくデザイナーをパリに送り出したことで、ウォッチでありながらジュエリーとしての魅力も兼ね備える、新しい世代に向けたジュエリーウォッチが誕生したのです。


Piaget Society
ピアジェが残した文化的足跡の多くは、シュルレアリスムを牽引したサルバドール・ダリ、ハンス・エルニ、アルマンなど、ジャンルを超えて活躍する現代アーティストとのクリエイティブなコラボレーションから生まれています。アーティストとの結びつき、そしてピアジェが作り出すウォッチの高い芸術性により、1960~1980年代の世界的なアートソサエティでピアジェは中心的な存在となりました。なかでも、ピアジェのウォッチを愛用していたことで知られるアンディ・ウォーホルは、1974年に作られた薄型手巻ムーブメント搭載のゴールドインゴットウォッチ、スイス製クオーツムーブメントを搭載した初のタイムピース「Beta 21」を含む7本のウォッチを所有していました。アンディ・ウォーホルとイヴ・ピアジェは親交を深め、1983年にウォーホルが雑誌「Interview」でイヴ・ピアジェの特集を組んだ際にはインタビュアーとして、若手アーティスト兼ギャラリストのロバート・リー・モーリスが参加しました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください