1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

ドーバー ストリート マーケット ギンザで2度目の“お祭り”開催【レポート】

FASHION HEADLINE / 2019年11月19日 17時0分


他にハイテクな造りで目立っていたのは、オランダ・アムステルダム発のニットブランド、バイボーレ(BYBORRE)。糸から開発しているこのブランドは、模様を機械にプログラミングしているため、あっという間に同じデザインを作ることができる。さらに、数10メートル編み立てられたものを好きなところでカットしているため、裁断位置を変更すれば同じアイテムでも異なる表情を楽しめる。


いくつもあるアイテムの中で特に印象的だったのは、マネキンが着ているドーバー ストリート マーケット ギンザの別注トップス。保温性が必要なところには三層構造になっている生地「AO3」や「3D Fablic」を用いて、頻繁に動かす腕には薄くて伸縮性の高い「8bit」を採用するなど、それぞれの素材の特徴が活かされていた。


メンズブランドながら、XXSからサイズがあるので、女性でも着こなせるものは多い。別注アイテムは他に「DSMG」とロゴが入ったマフラーも登場。


4月にインスタレーションを行い、来場者に強烈なインパクトを与えた『PZ トゥデイ(PZ Today)』は、今回も参加。アートディレクターのPZ Opassuksatitは、旅先で目にしたものをインスピレーション源にすることが多いそうだが、今回は、ダブレット(doublet)とコラボレーションしたTシャツをリングケースに見立ててプロポーズをする男性の手に乗せたり、ウェディングケーキを作ったりして、結婚式をテーマにしていた。


その他にも、世界で最も重要な写真のキュレーターと評され、現ヨーロッパ写真美術館(MEP)館長であるサイモン・ベーカー(Simon Baker)と11月にトークを行った片山真理と、近日中に公開される映画『マチネの終わりに』の作者である平野啓一郎のトークショーや、ファッション&アートマガジン『SSAW』の編集長を務めるクリス・ヴィダル・テノマ(Chris Vidal Tenomaa)とクリエイティブ・ディレクターを務めるトーマス・ライティネン(Tuomas Laitinen)、表紙を撮影したフォトグラファー、ジョーダン・ヘミングウェイ(Jordan Hemingway)によるブックサイニングイベントなど、見応えたっぷり。



今度はどんなアーティストが駆けつけるのかと、終わったばかりにもかかわらず、次が待ち遠しい。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください