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この時代にも変わらぬ「一枚の絵の力」を。オンライン展覧会が「OIL by 美術手帖」でスタート

FASHION HEADLINE / 2020年5月1日 18時0分

現代アートギャラリーのHARUKAITO by islandが企画を手がける「一枚の絵の力」展が、4月30日からアートECサイト「OIL by 美術手帖」と連動してスタート。作品売上の一部は、東方文化支援財団を通じてアーティストと、新型コロナウイルス感染拡大の影響で不自由な思いをされている方々へ寄付します。5月20日~31日は、PROJECT 501にて実際の展示も公開予定。(予約制)


「一枚の絵の力」展は、東日本大震災があった2011年「Art Action 3331」にて生まれた企画。「かわらない一枚の絵の力」をテーマに、会場に設置された募金箱によって集められた募金を、アートNPOエイドにとどけました。その後2012年NADiffにて、2017年にはBLOCK HOUSEにて、さまざまに形を変えて企画・開催されています。

今回の「一枚の絵の力」は「OIL by 美術手帖」にて、オンラインで展示を開催。売上の一部は、この状況下でも変わらず表現に真摯に取り組むアーティストと、新型コロナウイルスの影響で不自由な思いをされている方々へ寄付します。

取り扱い作品は13万円をベース価格として販売、売上金は作家への還元分とシステム管理費+寄付金に充てられます。ベース価格にプラスして、購入者が自由に設定していただける寄付額の追加も可能となっています。(上限金額の設定なし)寄付は「東方文化支援財団」(*)を通して、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた方々の支援に使用されます。

また和佐野有紀氏の協力のもと、5月20日~30日の期間限定で「PROJECT 501」でも展示を実施予定、3D ARCHIVEや映像でも内容をお届けします。(http://project501.tokyo)

(*)東方文化支援財団:寺田倉庫・前社長の中野善壽氏が「モンブラン国際文化賞」(2018年)受賞をきっかけに設立した財団。東京、アジアの地域や国境を越え、ボーダレスにネットワークをつくり、文化的な支援をしていくことで、争いのない東方文化圏の確立をめざして、活動を続けている。アートのためのICタグ付きブロックチェーン証明書発行サービス「Startbahn Cert.」をサポートしており、今回の展示においても提供を予定している。


平田尚也平田尚也

大小島真木大小島真木


BIENBIEN


■HARUKAITO by islandディレクター・伊藤悠より
思うことは、大恐慌時代も、戦時中も、絵を描いてきた先人はいたということです。いまも黙々と、アトリエで制作しているアーティストのみなさまは、絵と真摯に向きあっていらっしゃると思います。私がこれまでやってきたことは、そうしたアーティストの作品と人を出会わせるということなので、いまもやはりそれが私のできることだと思いました。
WEB上でご覧になって気に入っていただいた作品は、しばらくしたらお手元に届きます。絵とともに生きると、あの人のことこの人のことを思い、励まされます。あなたのお家に届くのを楽しみにしています。

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