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【ルック】メゾン マルジェラが2024年春夏 Co-Ed コレクションを発表

FASHION HEADLINE / 2023年10月11日 19時0分

Co-Ed Spring-Summer 2024 Collection

メゾン マルジェラ(Maison Margiela)は、10月2日19時30分(現地時間)より、 2024年春夏 Co-Ed コレクションを開催しました。

Courtesy of Maison Margiela

Co-Ed Spring-Summer 2024 Collection


継承とは変容していく行為である。ある所有物がひとつの世代から別の世代へと受け継がれるとき、その遺伝子は修正され、進化します。2024 年春夏”Co-Ed”コレクションで、メゾン マルジェラは、受け継がれたワードローブの世代間でのアダプテーションに反映される個々の真実の探求を演出します。クリエイティブ・ディレクターのジョン・ガリアーノは、ある時代の「メモリー・オブ」を次の時代の先鋭的な目を通して呼び起こし、メゾンが現在進行形で描いている主人公、カウントとヘンの年代記の中で想像されるフラッシュバックの物語の中で、時代とアティテュードの化学反応を引き起こすのです。

Courtesy of Maison Margiela
メゾン マルジェラ本社のロビーには、20 世紀イギリスの港町の屋根の上にそびえ立つ大西洋横断船の映像が投影され、ショーを予感させます。アメリカへの航路で、カウントとヘンの両親の思春期の頃の出会いが繰り広げられます。一人は貧しい貴族の子息、もう一人は見せかけだけの工業一家の娘です。このシーンは、航海中の厳しい気候や登場人物、そして最終的に未来の子孫たちの手に渡ることになる、衣類が詰まった旅行用トランクを積んだ貨物をイメージしたコレクションに繋がります。

Courtesy of Maison Margiela
現代の真実を反映したカスタマイズを求める世代的な衝動を示すように、ドレスには剥離したようなデザインが施されました。ここでは、内側の構造を見せるためにビスチェの表地を剥ぎ取り、スカートの上に重ね、レリーフ効果をもたらすようラミネートしています。これは、ドレスやシャツのドレープやシワにラミネート加工を施し、スーツケースの中で押されて平らになったようなシワを残す新しいテクニック「プレサージュ」を反映しています。アダプテーションの精神により、輝くリボンの破片がドレスにあしらわれます。このモチーフは、テープや「ワーク・イン・プログレス」のステッチで偶発的にカスタマイズされた、不格好なイブニングのシルエットにも用いられています。

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